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ー1日目ー

ーFAV gaming vs Nova Esportsー

〜試合内容〜

・Set1
Game1、Game2ともに接戦となり、Nova、FAVが1勝1敗に。最後のGame3は先週も出たFAVの迫撃呪文デッキというトリッキーな戦略を両サイドへの激しい攻めで振り切ったNovaの勝利。Novaが2vs2を制しました。

・Set2
Novaの先鋒CRS選手がまず勝利。それをJACK選手が止め、D.King選手にも勝って2連勝。Novaの大将Auk選手はJACK選手の守りを細かいテクニックで打ち崩して大将戦に持ち込みますが、最後に構えたHajime選手がラヴァハウンドで落ち着いた立ち回りを見せて勝利。KOHはFAVの勝利。

・Set3
KOHでは温存されたLciop選手が登場。ムートを採用することでクロスボウを対策するデッキの組み立てと、JACK選手の巻き返しを狙った激しい攻めをしっかり受け切る冷静さ。Novaのエースとしての力を見せつけ、Lciop選手が勝利。

・Set4
プレイオフに入ってから負け無しのHajime選手。相手は強敵Auk選手ですが、Game1は完璧なスケルトンラッシュのタイミングで一気にリードし、勝利。さらにGame2はボウラーバルーンで両サイドへの攻めを作り出し、絶妙なフリーズも合わせて勝利。Hajime選手が勝利し、Set5へ。

・Set5
運命の最終Set。Game1は両者スケラとなり、ダメージレースはデッドヒート。一時はX-Bow Master選手優勢かと思われましたが、Little Chen選手の最後の攻めが光り、勝利。そしてGame2もラヴァでミラー対決となりましたが、インフェルノドラゴンを生かし続けたLittle Chen選手が勝利。Novaの勝利が決まりました。

〜所感〜

Novaの勝利。最終Setまでもつれ込む熱戦でした。

やはりNovaの原動力はLciop選手。2vs2、1vs1で勝利し、チームの勝ちを大きく引き寄せました。最終Setで勝ち切ったLittle Chen選手も勝負強い。さすがの強豪でした。

しかし敗れたFAVもあと一歩。特に2vs2が惜しいところでした。Hajime選手は連勝が続いている一方で、X-Bow Master選手は負けが込んでいる印象。1人離れて参加している苦労も大きいのでしょう。悔しい思いを次の3位決定戦、そして世界大会にぶつけて欲しいですね。

〜ピックアップ〜

・Set5 Game1
● X-Bow Master vs Little Chen ○

お互いスケルトンラッシュ。残り1分まで待ってからのスタート。

序盤にリードを取ったのはLittle Chen選手。対するX-Bow Master選手もスケラで強い一撃を決めて追い上げ、逆転していく勢い。そのままX-Bow Master選手がペースを握って行きますが、Little Chen選手が最後に繰り出したメガガーゴイル2枚重ねとスケラの一手が強烈。時間ギリギリのこの攻めにより再逆転したLittle Chen選手の勝利。

お互い一歩も引かない激戦。Little Chen選手の気合の攻めが勝利を引き寄せました。

〜リザルト〜

・Set1
FAV…Kitassyan & JACK ●
Nova…Auk & Lciop ○
・Set2
FAV…Kitassyan / JACK / Hajime ○
Nova…CRS / D.King / Auk ●
・Set3
FAV…JACK ●
Nova…Lciop ○
・Set4
FAV…Hajime ○
Nova…Auk ●
・Set5
FAV…X-Bow Master ●
Nova…Little Chen ○

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ーW.EDGM vs PONOSー

〜試合内容〜

・Set1
Game1、大きなリードを取られながらも追い上げるW.EDGMですが、PONOSの攻めの一手がキングタワーを折り、PONOS勝利。Game2も劣勢からW.EDGMが追い上げますが、PONOSの凄まじい攻めの繋ぎに時間を稼がれ、PONOSが守り切って勝利。PONOSがSet1を勝利。

・Set2
Game1はKOH久々の登場となったRAD選手が先勝。それを破ったHigher選手でしたが、KK選手がスケルトンラッシュで一気にリードを奪う戦いで勝利。Soloman選手との対戦も、序盤に取ったリードを守り切ったKK選手の勝利。Set2もPONOSが勝利となりました。

・Set3
KK選手とHigher選手と対決。Game1はKK選手がアウトロープリンス枯渇でHigher選手のスケラを封殺。Game2はペッカを採用したHigher選手が序盤から大きくリード。しかしKK選手は最大限の許容で攻めのチャンスを作り、最後はロイジャイと逆サイドへの両サイド攻めで一気に逆転し、KK選手勝利。これによりPONOSの勝利が決まりました。

〜所感〜

PONOSの勝利。粘りのW.EDGMが相手でしたが、ストレートで勝ち切りました。

MVPとなったKK選手はこの日4連勝の活躍。レギュラーシーズンはMugi選手に出番を譲っていましたが、元祖エースの1vs1力もやはり恐ろしい。期間は空きましたが、選手たちがかなり仕上げてきたことがわかるPONOSの強さでした。

崖っぷちから這い上がってきたW.EDGMはここで敗北。W.EDGMの悲願は昨年準優勝に終わった世界大会での優勝。それに向けて仕上げていけるか。

〜ピックアップ〜

・Set1 Game2
●Higher & Soloman vs RAD & RAIKIJONES ○

メガナイトバルーンのPONOSとメガナイトバルーンスケラのW.EDGMの対決。

序盤はバルーンを通して大きくリードを取ったPONOS。しかしW.EDGMもフリーズを絡めてじわじわとダメージを通して行き、さらに守りも固めて追い上げます。そこで終盤、PONOSはバルーンを連打。W.EDGMがそれを守ったらカウンターにカウンターする形でさらに攻撃。W.EDGMも凄まじい守りを見せますが時間がなくなっていき、最後のW.EDGMのバルーンスケラを防ぎ切ったPONOSの勝利。

お互い土壇場の粘りが凄かったですね。壮絶な意地の張り合いでした。

・Set3 Game2
● Higher vs KK ○

選びきれなかったのでもう1試合。お互いロイジャイデッキのようなカードでスタート。しかしHigher選手はまさかのペッカデッキ。意表を突いた攻撃でHigher選手が一気にリード。

しかしKK選手は残り体力が少ないタワーを守り、もう一本のタワーもギリギリで許容して残りをロイジャイの攻めに注ぎ込みます。ヒースピも綺麗に入って一気に追い上げ。それでも守るHigher選手でしたが、その間に逆サイドも削って行ったKK選手。最後はHigher選手が強烈なライトニングを打ち込むものの、その間に逆サイドを狙っていたゴーストがタワーを折って勝利。

KK選手の逆転力は以前からよく見られていましたが、これは恐ろしい勝ち方でした。

〜リザルト〜

・Set1
W.EDGM…Higher & Soloman ●
PONOS…RAD & RAIKIJONES ○
・Set2
W.EDGM…Wange / Higher / Soloman ●
PONOS…RAD / KK / ? ○
・Set3
W.EDGM…Higher ●
PONOS…KK

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ー2日目ー

3位決定戦

ーW.EDGM vs FAV gamingー

〜試合内容〜

・Set1
巨スケバルーンスケラにクローンを組み合わせたデッキを使い、絶妙なクローンで決めたW.EDGMが先勝。Game2はフリーズ入りのバルーンスケラを繰り出しFAVを翻弄。連勝でW.EDGMペアの勝利。

・Set2
W.EDGMの先鋒Wange選手がKitassyan選手を破ってスタート。しかしFAVの2番手JACK選手がこの日も安定感を発揮し、Higher選手との壮絶な攻め合いもラヴァハウンドで制して勝利。Soloman選手も大将としてJACK選手を止めるものの、FAVの大将Hajime選手がホグクエイクの地道な攻撃でリードを広げていき勝利。Set2はFAVが勝利。

・Set3
Soloman選手とJACK選手の対戦。Soloman選手の激しい陸攻めに苦戦させられながらも攻めでこじ開けたJACK選手がGame1を取り、Game2は序盤のやり取りでリードを得たJACK選手が逃げ切って勝利。JACK選手の勝利でFAVはリーチ。

・Set4
絶好調のHajime選手に対するはHigher選手。今回はHigher選手の積極的な攻めが光る展開に。Game1はダークプリンススケラで一気にリード。Game2はバルーンの攻めでリード。それを最後まできっちり守り切るプレイングを見せたHigher選手が勝利し、試合はSet5へ。

・Set5
最後はX-Bow Master選手とPeas選手の対決。絶妙なフリーズでPeas選手がGame1を勝利。X-Bow Master選手も遠距離ユニットをうまく使ってエリゴレを崩してGame2を勝利。そして運命の最終戦はPeas選手が得意のゴーレムデッキで強力な攻めを披露し、勝利。Peas選手の勝利でW.EDGMの勝利が決まりました。

〜所感〜

W.EDGMの勝利。今回も先に追い込まれてからの勝利でした。

この日は2vs2で勝てたのがW.EDGMにとって大きな収穫。プレイオフでは不調だった2vs2を最後に仕上げられたのは僥倖と言えるでしょう。最終SetでPeas選手が勝ったのも、Higher Solomanに頼り切らない勝利ということで良かったのでは。またもFAVとのシーズン最終戦、今回はW.EDGMが制して3位を勝ち取りました。

FAVはあと一歩。世界大会に向けてはX-Bow Master選手の状態が心配なところ。この期間に仕上げてきてくれることでしょう。離れた日本のチームメイトも全力でサポートしたいところです。

〜リザルト〜

・Set1
W.EDGM…Higher & Soloman ○
FAV…Kitassyan & JACK ●
・Set2
W.EDGM…Wange / Higher / Soloman ●
FAV…Kitassyan / JACK / Hajime ○
・Set3
W.EDGM…Soloman ●
FAV…JACK ○
・Set4
W.EDGM…Higher ○
FAV…Hajime ●
・Set5
W.EDGM…Peas ○
FAV…X-Bow Master ●


ーPONOS vs Nova Esportsー

〜試合内容〜

・Set1
イースト最強レベルの2vs2ペアが激突。ホグライダーを重用する作戦のPONOSに対し、Novaは様々な戦略で勝負。Game1はNovaのロイジャイの圧力が上回る結果。Game2はPONOSがダブルホグライダーで押し切って勝利。そしてGame3はホグライダーをしっかり受けてロイジャイスケラの強い攻めで押し切ったNovaの勝利。2vs2はNovaが勝利しました。

・Set2
昨日活躍のKK選手をRain選手が先鋒として撃破。PONOSは続くRAIKIJONES選手が気合のエリゴレ、スケラでRain選手、Auk選手を撃破します。しかしNovaの大将Lciop選手は完璧な防衛でRAIKIJONES選手のエリゴレを打ち破り、Mugi選手のスケラデッキに対しても巧みなキング起動でペースを握って勝利。Novaが2連勝で王手をかけました。

・Set3
崖っぷちのPONOSから登場するのはMugi選手。ラヴァハウンドの強力な攻めでGame1を取ったのはCRS選手。しかしMugi選手は奥の手の巨スケバルーンで流れを取り戻すと、CRS選手のクロスボウとロイヤルホグの激戦を制してGame3も勝利。Mugi選手が勝利で望みをつなぎます。

・Set4
Game1、Lciop選手の物量デッキに追い込まれながらも最後の最後で大逆転を見せたKK選手が勝利。しかしLciop選手は落ち着いてKK選手対策デッキを連投してGame2に勝ち、最後は迫撃デッキの両サイドへの揺さぶりで決定的なリードを取ってGame3に勝利。Lciop選手が勝利を決め、Novaが優勝を手にしました。

〜所感〜

Novaの勝利。Set3以降追い上げるPONOSを振り切り、優勝を手にしました。

Nova優勝の原動力はなんといってもLciop選手。プレイオフでは2vs2Set無敗、KOH無敗、1vs1Set無敗。中国最強に相応しい凄まじい強さでした。Auk選手とLciop選手と相性抜群で、Rain選手も先鋒で大きな一勝。敗れたCRS選手も鋭いプレイングを見せていました。非常に良い状態のNova。世界大会でもWEST勢相手に暴れて欲しいですね。

PONOSは惜しくも準優勝。他のチームには圧倒的に強かったものの、シーズン終盤はNovaが天敵でした。しかしRAIKIJONES選手の3タテにも迫る活躍、Mugi選手のBO3無敗キープ、KK選手の素晴らしい立ち回りと、内容は良い部分も多かった。世界でのリベンジを待っています。

〜ピックアップ〜

・Set4 Game1
○ KK vs Lciop ●

Lciop選手はババ小屋見習い親衛隊入りのロイヤルホグ。KK選手はインフェルノタワー枯渇。

大量のユニットを守る手段の少ないKK選手が序盤からリードを取られる展開。KK選手のゴブリンバレルもLciop選手がユニットで守ってカウンターを狙っていきます。しかしKK選手はプリンセスを場に溜めながら怒涛の粘り。それでもLciop選手がロイヤルホグで押し切るかに見えたのですが、ギリギリで耐えたKK選手が隙を見て飛ばしていたゴブリンバレルがなんとタワーに突き刺さり、一気に逆転。KK選手が勝利を収めました。

この後Lciop選手が流石の強さで取り返すのですが、このKK選手の勝利はあまりに鳥肌物でした。

〜リザルト〜

・Set1
PONOS…RAD & RAIKIJONES ●
Nova…Auk & Lciop ○
・Set2
PONOS…KK / RAIKIJONES / Mugi ●
Nova…Rain / Auk / Lciop ○
・Set3
PONOS…Mugi ○
Nova…CRS ●
・Set4
PONOS…KK ●
Nova…Lciop ○

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ということで2020年クラロワリーグイーストフォールシーズンのチャンピオンはNova Esportsでした!
スペシャルシーズンを除いた全てのシーズンで優勝。選手層の強さもありますが、Lciop選手をはじめとした優勝への気迫が凄い。イーストでの優勝、そして世界での優勝も見据えたような強力な戦いぶりでした。

一方準優勝PONOSも、3-1といえどのSetも本当に僅差。レギュラーシーズンで独走していただけにここで優勝を勝ち取れなかったのはファンとしても悔しい気持ちがあります。
しかしこの後にはまだ世界大会が待っています。昨年のTeam Liquidのように、準優勝に終わった悔しさを世界の大舞台での戦いにぶつけてほしいです。


ということでクラロワリーグイースト2020はこれにて終了。今年も熱い戦いの数々を見せていただき、本当にありがとうございました!