SANDBOX GAMING vs GameWith

ーSet1ー
SANDBOX…Sado & Khani ●
GameWith…YUIHIIRO & KK ○
0-2

2vs2、1vs1共に不調が続くGameWithが取った復活の策はオーダーの変更。
KK選手の2vs2は期待の反面、 2vs2のペア変更は迷走に陥りやすいという不安も。

しかし始まってみると驚くほど安定した立ち回りを披露します。ロイヤルホグで攻めるSANDBOXの攻撃を丁寧に守りながら、Game1はラヴァハウンド、Game2はスケルトンラッシュでじわじわ攻める。
大型呪文を枯渇させるようなSANDBOXの構成にも惑わされず、ポイズンを好タイミングで放つなどして勝利。

思えばKK選手は昨季2vs2でも活躍していました。その経験と、YUIHIIRO選手の今年ずっと2vs2を支えてきた力が活きる結果となりました。

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ーSet2ー
SANDBOX…iSlaw ○
GameWith…Yakitori ●

SANDBOXはiSlaw選手に今回も託し、GameWithは久々のSet2登板となるYakitori選手に託しました。
Game1はiSlaw選手が完璧な防衛とディガーによる削りで勝利。
Game2はiSlaw選手のメガナイトバルーンの形を懸命に防衛し続け、ディガーで削ったYakitori選手の勝利。

そしてGame3。iSlaw選手はGame1で勝ったディガーポイズン。流石正確な防衛を見せるiSlaw選手に対し、Yakitori選手もバーバリアンとスケルトンラッシュの逆サイド攻めで勝負。ダメージを大きく与えたもののiSlaw選手がしっかり守りと削りを継続して、最後はiSlaw選手の勝利。

お互いに凄まじく硬い防衛が光る試合でしたが、削りで勝るディガーポイズンを選択したiSlaw選手の戦略が上回ったという結果でしょう。

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Set3
SANDBOX…Sado Greed iSlaw ●
GameWith…Rolaporon KK Yakitori ○
2-3

運命のSet3、まず活躍を見せたのはRolaporon選手。
Sado選手との対戦では、オーブンを逆サイドに建ててバーバリアンで守るじわじわとした攻めで追い込み、最後は決め所を見逃さないスケルトンラッシュで勝利。
Greed選手との対戦では、ラヴァハウンドがGreed選手のファルチェに阻まれる厳しい展開となるものの、ディガーとファイアーボールでファルチェを処理した一回のチャンスで破壊して勝利。

しかし立ちはだかるのがやはりiSlaw選手。巨スケスケラやゴブ小屋スケラといった的確なデッキ選択でRolaporon選手、KK選手とGameWithのエース級2人を倒して追い詰めます。

Set2と同じ顔合わせとなった運命の最終Gameは両者ロイヤルジャイアントのミラー対決。カウンターで優位に立ったYakitori選手に、iSlaw選手は逆サイド攻めで逆転。ギリギリの攻防の中、最後にロイヤルジャイアントを通して勝ったのは、Yakitori選手でした。

GameWithのチームとしての意地。Set2を取り返すというYakitori選手の意地。それがしっかりと表れた粘り強い勝利でした。

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〜Match Result〜
GameWithの勝利。対SANDBOXでは2連勝となりました。YUIHIIRO KKペアが光明を見出し、Yakitori選手がiSlaw選手相手に互角の戦い。Rolaporon選手のKOHでの素晴らしい活躍と、全員で掴んだ勝利に感動してしまいました。
SANDBOXはiSlaw選手が久々に調子を取り戻すものの、今回は他の選手が振るわず。やや噛み合いが悪かったというところです。

Bren Esports vs OGN ENTUS

ーSet1ー
Bren…Manong Jhipee & Trainer Ken ●
OGN…Thunder & One Crown ○
0-2

前回敗れたものの、やはり安定感のあるThunder One Crownペア。対するBrenペアは昨季の好調とは裏腹に連敗中。

そして今回もまた、OGNの高い連携力が遺憾なく発揮されました。

わずかでも体力が残ったユニットを常にカウンターに繋げていくような戦い。後衛ユニットを延命し続けてプレッシャーをかけ、Game1勝利。Game2も有利に戦いを進めます。
Game2の最終局面、OGNのトドメのライトニングに対し、避雷針を成功させて最後の攻めに転じるBren。しかしそれも守りきり、次のライトニングで削りきってOGNの勝利。

Brenも良いプレイは出ていたのですが、OGNの連携と冷静な判断がそれを上回る結果となりました。

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ーSet2ー
Bren…Jaii ○
OGN…TNT ●
2-1

両チームのエース対決。しかしこの2人も、今シーズン不本意な成績が続いています。

Game1はTNT選手のトリトンが素早くマジックアーチャーを引っ張るなど好プレーを見せるものの、呪文の無いデッキに対してロイヤルホグなどで常に圧力をかけたJaii選手の勝利。
Game2はラヴァクローンで早めから仕掛け、Jaii選手の守りを崩壊させたTNT選手の勝利。

そしてGame3。Jaii選手のロイヤルホグに対し、テスラ、クロスボウで鉄壁の守りを敷くTNT選手。それでも少しずつダメージを与えるJaii選手でしたが、終盤TNT選手のクロスボウがタワーに入る。これで勝負ありと思いきや、Jaii選手はファイアーボールでクロスボウを破壊して繋ぎ、ロイヤルホグとファイアーボールで削ってタイブレーカーへ持ち込みました。結果Jaii選手の逆転勝利。

意地と意地がぶつかり合う名勝負でしたが、Jaii 選手の粘りが久々の1vs1勝利をもたらしました。

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ーSet3ー
Bren…Trainer Ken Pupu Manong Jhipee ○
OGN…Victor Thunder TNT ●
2-3

またもや激戦となり、迎えたKOH。BrenはSet2で勝ったJaii選手を出さない選択をしました。

まずはBrenの先鋒Trainer Ken選手が活躍。バルーンを使った粘り強い戦いや、得意のペッカでThunder選手との陸の激戦を制し、2連勝。

しかしそれを止めるのがTNT選手。巨スケクローンなどを使ってTrainer Ken選手とPupu選手を倒し、最終Gameへ。

最後は巨スケクローンを選んだTNT選手に対し、Manong Jhipee選手はロイヤルジャイアント。ロイヤルジャイアントを通して追い詰めるManong Jhipee選手に対し、TNT選手も驚異的な守りを見せ、巨大スケルトンとネクロマンサー、クローンによる攻撃で勝負を決めにかかります。しかしManong Jhipee選手はそのTNT選手の攻撃をなんと耐え抜き、ロイヤルジャイアントで勝利を掴みました。

意地を見せたTNT選手でしたが、Manong Jhipee選手の粘りがそれを上回って行きました。

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〜Match Result〜
Brenの勝利。GameWith同様、トンネルを抜け出しての勝利。Jaii選手、Manong Jhipee選手ともに追い詰められてからの粘りが凄まじく、勝利を力強く掴みとりました。
OGNは2連敗。TNT選手を中心とした1vs1の不振が少し響いているか。このまま落ち続けるとプレイオフに向けても油断ならなくなっていきます。


OP.GG SPORTS vs FAV Gaming

ーSet1ー
OP…Asher & HuNi ●
FAV…KENTSUMESHI & Kitassyan ○
0-2

絶好調のFAVペアに対し、前回初勝利を挙げたOPのAsher HuNiペアという戦い。

士気の高まっているOPですが、強さを見せたのはFAV。

FAVが今回取った戦略は巨大スケルトン中心に硬い守りを敷き、ディガーと大量の呪文で削っていくというもの。以前GameWith戦でも使用していましたね。
この戦略が今回もピタリとハマります。OPのロイヤルジャイアントやラヴァハウンドを抑えながらカウンターを仕掛け、ユニットを引き出してそれに呪文を当てる。このサイクルにハマってしまうと相手はなかなか抜け出せません。
Game2に関してはOPがラヴァハウンドで一時追い詰めるものの、FAVは粘ってタワーにどんどんロケットなどの呪文を打ち込んで削りきり、勝利を収めました。

FAVの恐ろしい呪文戦略は、どうやら思った以上に力を秘めているようです。BANカードなどに新たな流れをもたらすかもしれません。

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ーSet2ー
OP…X-Bow Master ●
FAV…JACK ○
1-2

X-Bow Master選手はここ最近2vs2、1vs1共に活躍し、勢いを取り戻しています。
対するJACK選手はこれまで何度もX-Bow Master選手を倒してきた選手。注目の集まる試合です。

この試合ではX-Bow Master選手のデッキ選びと試合運びが光るような展開。
Game1はJACK選手の高回転ロイヤルジャイアントによる激しい攻撃を受けつつジャイアントによるカウンターで一気に持っていく。
Game2もJACK選手のインフェルノタワーホグライダーデッキを対策したようなロイヤルジャイアントアークスクエイクデッキで迎え撃ちます。

しかしJACK選手も負けていない。X-Bow Master選手の隙を常に伺い、ホグライダーを当て続けてダメージを重ねていき、勝利。

そしてGame3。ここでJACK選手はデッキを連投しますが、X-Bow Master選手も尖ったデッキを連投。反省を活かして丁寧に攻めたX-Bow Master選手が隙を与えることなく勝利しました。

X-Bow Master選手が再び勝ち始め、また日本勢にとっての脅威となってきました。

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ーSet3ー
OP…DDaBOng Asher X-Bow Master
FAV…Dani KENTSUMESHI JACK

OPにとっては今シーズン初めてのKOH。

やはり出てきたDDaBOng選手はKOHに強く、Dani選手に勝利。
そしてペッカ攻城でKENTSUMESHI選手も追い詰めますが、KENTSUMESHI選手は粘りながらラヴァハウンドに少しずつユニットを加勢させて一気に逆転。
更にAsher選手との試合では得意のラムライダー神器を披露。マジックアーチャーを延命し続ける圧巻の地上攻めで勝利に王手をかけます。

しかしやはり強いX-Bow Master選手。ラヴァハウンドでKENTSUMESHI選手のゴブジャイスパーキーを完封するような勝利。
これでこの日3度目のKOH大将戦へ。

JACK選手はここでSet2にX-Bow Master選手が使っていたデッキを披露。対してX-Bow Master選手も神器とディガーと遅延を組み合わせたような独特のデッキ。両者譲らぬ削り合いとなりましたが、ディガーの位置を読ませなかったX-Bow Master選手が先に削りきって勝利を決めました。

またしても強さを発揮したX-Bow Master選手。スランプからの完全脱出と言えるでしょう。

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〜Match Result〜
OP.GG SPORTSの勝利。これまでの不調が嘘のようなX-Bow Master選手の活躍ぶり。勝ちの流れというのがいかに大切かということがわかります。
FAVは悔しい敗北。2vs2、1vs1ともに良い場面はあったのですが、あと少し勝ちきることができませんでした。

この日は下位チームが全勝。Bグループもまた混戦へと突入していきそうです。
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