CRL Watcher

クラロワリーグについて記録していくブログです!

2020年09月

ーPONOS vs TTGー

〜試合内容〜

Set1、PONOS今回はRAD RAIKIJONEペア。見習い親衛隊で序盤からガンガン展開し、TTGのNuomici & Famouskidペアを圧倒。ストレートでPONOSペアの勝利。

Set2はTTGが挽回を見せます。1番手のParadox選手がRAD選手、さらにはMugi選手をも退けて2連勝。KK選手が2連勝で逆転の3タテ目前に迫るも、大将のBoss選手がKK選手を止めてSet3に繋ぎます。

運命のSet3、Nuomici選手が遅延スケラの鉄壁の守りで勝利し、勝利まであと一歩に迫ります。しかしGame2、Game3はMugi選手が攻防で非常に丁寧な立ち回りを展開し、流れを引き寄せ、勝利。崖っぷちの状態からPONOSが勝利をもぎ取りました。

〜所感〜

PONOSの勝利。KOHは敗れたものの、残りのSetでしっかり安定感を見せました。Game2連敗で少し不安にさせられたMugi選手も、最後はしっかり修正して勝つ頼もしさ。

PONOSの2vs2の強さはえげつないですね。そのおかげで相手チームにはKK選手、Mugi選手含むPONOSの1vs1打線を2度崩さないと勝てないという大きなプレッシャーがかかります。KK選手は0-2で回された時も動じることなく3タテを狙いにいくので、その点も相手にプレッシャーをかけていますね。この日の勝利で世界大会出場確定まであと1勝に。悲願の舞台は目の前です。

TTGは惜しくも敗北。PONOSに勝てるKOHの強さはかなりのものと思いますが、何かが噛み合わない。プレイオフ進出に向けてこれ以上後退するわけにはいきません。

ところでParadox選手はプレイ中、部屋に別の人物がいたとして違反となり、次の試合の出場停止となったようです。本人は納得がいかないようですが、対戦相手もルールに従っている以上、例え馬鹿げたルールと思ってもそれに従うのがプロとしてのフェアプレーと言えるのではないかと思います。

〜ピックアップ〜

・Set3 Game2
○ Mugi vs Nuomici ●

もう負けられないMugi選手。選択したのはGame1から連投の神器デッキ。Nuomici選手はメガナイトバルーン。

Mugi選手がラムライダーで攻めにかかった瞬間に逆サイドへバルーンを流すNuomici選手。その鋭い攻めにMugi選手は慌てずマジックアーチャーで最小限の防衛をし、メガナイトをかいくぐったラムライダーがタワーへ大きなダメージを与え、Mugi選手が大きなリードを奪います。Nuomici選手も最後までチャンスを窺いますが、丁寧に詰めて最後は削っていなかった方のタワーを折ってMugi選手勝利。
(ちなみにMugi選手はファイアーボールのダメージを勘違いしてトドメを刺せることを失念していたようです)

Nuomici選手のバルーンにはMugi選手危うしかと思いましたが、あれで逆にリードを取ってしまうというのは流石としか言えません。

〜リザルト〜

・Set1
PONOS…RAD & RAIKIJONES ○
TTG…Nuomici & Famouskid ●
・Set2
PONOS…RAD / Mugi / KK ○
TTG…Paradox / Nuomici / Boss ●
・Set3
PONOS…Mugi ○
TTG…Nuomici ●

MVP KK

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ーW.EDGM vs KIX Teamー

〜試合内容〜

Set1、KIXはGame1にクロスボウデッキを採用。後半にかけて一気にペースを握って勝利。しかしGame2、Game3はW.EDGMが丁寧な守りでKIXの攻めを止め、堅実なプレイングで勝利。まずはSet1を取ります。

そしてGame2、BenZer Ridel選手が初戦を勝利するものの、2vs2に続いて活躍するのはHigher選手。ホグライダー、ウォールブレイカー、バルーンといったデッキを使いこなし、粘り強い立ち回りで接戦を勝ちきり続けて3タテ。Higher選手の大活躍でW.EDGMが勝利を決めました。

〜所感〜

W.EDGMの勝利。初勝利から確実に調子を上げたW.EDGM。一敗した後も勝ち続けているのでただの勢では無さそうです。

今回はHigher選手の大活躍。Higher選手は毎回全Setに出場しており、非常に負担は大きいかと思われるのですが、ここ最近はそれを物ともしない活躍が続いています。これだけチームを背負えるというのは本当に凄まじいプレイヤーです。

KIXはまさかの完封負け。KOHで安定感に欠く印象があり、BenZer Ridel選手の波に左右されることが多いように思います。プレイオフに向けてチーム全体の安定感を高めたいところ。

〜ピックアップ〜

・Set2 Game3
● YUYA vs Higher ○

YUYA選手はロイヤルジャイアント。Higher選手は遅延要素のあるウォールブレイカーデッキ。

ロイヤルジャイアントやディガーがお互いじわじわ削り合う展開。しかしYUYA選手にディガーを止める手段が少ない分Higher選手がリード。そこでYUYA選手はデッキの軽さを活かし、連続でロイヤルジャイアントを展開。これで追い上げていきますがHigher選手はギリギリで耐え、ディガー削りでリードを死守。52の差でHigher選手が勝利となりました。

じわじわとした攻めと、最後の削りあいが交錯するクライマックス。見応えのある試合でした。

〜リザルト〜

・Set1
W.EDGM…Higher & Soloman ○
KIX…iSlaw & Light ●
・Set2
W.EDGM…Wange / Higher / ? ○
KIX…BenZer Ridel / YUYA / Light ●

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ーTeam Timing vs FAV gamingー

〜試合内容〜

Set1、FAVのKitassyan & JACKペアはGame1、耐えて耐えてのスケラフリーズ一撃で勝利。Game2はラヴァでじわじわペースを握って勝利と綺麗な勝ち方でSet1を取ります。

そしてSet2、Game1はSado選手が力を見せ、Game2もJACK選手を追い込みますが、わずかに逆転したJACK選手の勝利。その後JACK選手はHaruki選手を破り、Nuri選手を十八番のホグライダーで撃破して3タテ。FAVの勝利を決めました。

〜所感〜

FAVの勝利。W.EDGM同様、一敗しても勢いを継続できているのは良い兆候です。

この日のMVPはJACK選手。Kitassyan選手との2vs2も仕上がり良好。1vs1では久々の3タテ。大きく調子を落とすことなくコンスタントにチームに貢献するJACK選手はやはりFAVにとって重要な存在です。

TTは連敗。やはり2vs2が今の課題と言えます。途中までは好成績だったのですが、この場面で少し辛い順位に落ち込んでしまいました。

〜ピックアップ〜

・Set2 Game2
○ JACK vs Sado ●

JACK選手はババ小屋スケラ。Sado選手は遅延スケラという違ったタイプのスケラ対決。

左右に振るSado選手と、一本を狙うJACK選手。両者ジリジリとした展開が続きますが、ややリードしていくのはSado選手。その接戦のままラストまでもつれ込み、Sado選手がポイズンでリードを広げにかかります。しかしJACK選手もスケルトンラッシュとポイズンをかけ、望みを託すと、スケルトンがわずかにダメージを与えて逆転。JACK選手が勝利しました。

ラスト1秒でひっくり返りました。スケルトンラッシュというカードの怖さでもあります。

〜リザルト〜

・Set1
FAV…Kitassyan & JACK ○
TT…Greed & Sado ●
・Set2
FAV…Hajime / JACK / ? ○
TT…Sado / Haruki / Nuri ●

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ーTeam Timing vs PONOSー

〜試合内容〜

Set1、PONOSはYakitori & TENGODという新ペアで勝負。Game2のラヴァミラー戦では敗れるも、その他はスケラ、ロイジャイでしっかり勝って勝利を決めます。

そしてSet2、TTのSado選手が初戦を勝利するものの、その後はPONOSのKK選手の独壇場。違うタイプのロイジャイを使いこなして隙を見せずに勝利。大将のNuri選手とのジリジリした攻防を制し、今季2度目の3タテを達成。PONOSが勝利を決めました。

〜所感〜

PONOSの勝利。
2vs2は新ペアで挑戦。おそらくRAD & RAIKIJONESペアと切磋琢磨したペアなのでしょう。初登場でしたがさすがの強さでした。

1vs1ではKK選手が活躍。今季2度目の3タテということでMugi選手に負けない好成績となってきましたね。2人のエースが好調であり続ければPONOSの死角は更に無くなっていくでしょう。

Team Timingは連敗。Greed & Sadoペアが不調なようですね。Sado選手はかなり安定感がでてきましたが、流れを作りきれない試合が多いです。

〜ピックアップ〜

・Set2 Game4
○ Nuri vs KK ●

Nuri選手は迫撃砲デッキ。KK選手はバルーンデッキ。Nuri選手は迫撃砲を絡めて固く守りますが、KK選手がじわじわとダメージを稼いでいきます。

Nuri選手も両サイドへ揺さぶってダメージを狙いますが、細かいダメージも許さない丁寧な立ち回りでKK選手がリードを守り続けます。そして最後の詰めはバルーンを飛ばさず堅実に守ってタイブレーカーへ。

Nuri選手の激しい攻撃を冷静に捌いていくKK選手の立ち回りが鮮やかでした。

〜リザルト〜

・Set1
TT…Greed & Sado ●
PONOS…Yakitori & TENGOD ○
・Set2
TT…Sado / Haruki / Nuri ●
PONOS…RAIKIJONES / KK / ? ○

MVP KK

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ーW.EDGM vs FAV gamingー

〜試合内容〜

Set1、Game1はKitassyan & JACKペアのバルーンスケラクローンが刺さり、接戦を制すも、バルーンスケラ3連投で見事な仕上がりを見せたW.EDGMの勝利。

Set2は対W.EDGMでまたもHajime選手が活躍。ババ小屋スケラを始めとし、鉄壁の守りで付け入る隙を与えません。今季3度目の3タテでSet3へとつなぎます。

しかしSet3はHigher選手が強さを見せる展開に。X-Bow Master選手のバルーンや迫撃スケラといった攻めを徹底的に止め、リードを守り切る戦いで勝利。W.EDGMが接戦を制しました。

〜所感〜

W.EDGMの勝利。因縁のカードはここ2試合FAVが勝利していましたが、今回はまたW.EDGMが力を見せました。

今回のW.EDGMは2vs2で勝ちきれたのが勝因ですね。もし敗れていたら初戦のようなストレート負けもあり得ましたが、それを回避してチームの良い流れを継続。これから上位争いにも食い込んでいきそうな勢いです。

FAVはKOHで追い上げるも惜しくも敗北。収穫はHajime選手の今季3回目の3タテ達成。爆発力が恐ろしい存在だと強みがはっきりしたように思います。

〜ピックアップ〜

・Set1 Game1
●Higher & Soloman vs Kitassyan & JACK ○

両者バルーンスケラを採用。2vs2の新たな風を感じさせるマッチアップとなりました。

リードをとっていくのはW.EDGMペア。フリーズも使い、ダメージを稼ぎ続けます。しかし終盤、W.EDGMのラッシュを凌ぎ切ったFAVは反撃にクローンを重ねて奇襲。意表を突かれたW.EDGMは守りきれず、FAVペアが一気に勝利。

2vs2のクローンは恐ろしい。最後までよく隠していましたね。

〜リザルト〜

・Set1
W.EDGM…Higher & Soloman ○
FAV…Kitassyan & JACK ●
・Set2
W.EDGM…Peas / Higher / Soloman ●
FAV…Hajime / ? / ? ○
・Set3
W.EDGM…Higher ○
FAV…X-Bow Master ●

MVP Higher

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ーNova Esports vs Talonー

〜試合内容〜

Set1、Novaは先日久々に登場したAuk & Lciopペアが登板。今回も見事な連携を見せ、ややミスが目立つTalonペアを圧倒。勢いよくストレート勝ちを果たします。

Set2はGeralt選手、CRS選手が1勝ずつ挙げ、シーソーゲームになるかと思われましたが、TalonのLine選手がその流れを打破し、CRS選手とAuk選手を立て続けに撃破。Set3へつなぎます。

そしてSet3、Game1で見事に逆転勝利を収めたLciop選手がLine選手の勢いを止め、Game2も勝利。Lciop選手がエースの力を見せてNovaが勝利を決めました。

〜所感〜

Nova Esportsの勝利。Line選手に苦戦させられるもののLciop選手が貫禄を見せました。

Novaが最近起用しているAuk & Lciopペアは現在Set負け無し。人数が多い分ベストオーダーは悩まされたようですが、後半になって戦略も固まり、再びNovaの勢いが増してきました。Talonを破ったというのもあり、上位争いに強く絡んでくることでしょう。

Talonは3連敗。2位の座から一気に後退してしまいました。KOHではLine選手復活の兆しが見えてきたため、少しずつ戻していきたいところ。

〜ピックアップ〜

・Set3 Game1
○ Lciop vs Line ●

Lciop選手は迫撃スケラ、Line選手はバレバレ枯渇。

Lciop選手のスケラは吹き矢ゴブリンなどで止められ、逆にLine選手は細かいずらしも駆使しながらゴブリンバレルを通し続けます。しかし終盤、Lciop選手は機を見て先読みのポイズンも合わせたスケラで攻撃。これがLciop選手の吹き矢ゴブリンをすぐに倒し、一気にスケラが通って勝負は互角のところまで。最後はLine選手のトドメ狙いを完璧に凌いだLciop選手がポイズンで勝利。

一撃通すための思い切った攻撃と最後の怒涛の踏ん張り。見事な逆転勝ちでした。

〜リザルト〜

・Set1
Nova…Auk & Lciop ○
Talon…One Crown & Line ●
・Set2
Nova…D.King / CRS / Auk ○
Talon…Geralt / Line / ? ●
・Set3
Nova…Lciop ○
Talon…Line ●

MVP Lciop

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ーSK Gaming vs Dignitasー

〜試合内容〜

Set1、DignitasはBale & Linceという新コンビ。しかしSKの定番ペアMorten & xopxsamが枯渇による猛攻で畳み掛ける戦略で勝利。Game2はHP差14の接戦でした。

Set2は今回2vs2に出なかったKodigo選手が活躍。SergioRamos選手、Javi14選手を圧倒し、Morten選手との接戦も見習い親衛隊バルーンの両サイド攻めで勝利。見事に3タテを達成しSet3に繋ぎます。

Set3はDignitasのKodigo選手とSKのJavi14選手の対戦。Game1、Game2をそれぞれが勝ち取る熱戦となるも、最後はJavi14選手がラヴァバルーンで意地の攻めを通して勝利。SKが初戦勝利を収めました。

〜所感〜

SKの勝利。KOHは不安な展開となったものの、他のSetを勝ち切ることで勝利を決めました。

昨季は不調気味だったMorten & xopxsamペアはしっかり感覚が戻っている模様。Javi14選手は一時期と比べ不調とされていますが要所での強さは健在。SergioRamos選手は不調から脱し切れていない、というのが今のSKでしょうか。昨年ほどの安定感はありませんが、チームとしてはやはり完成度が高いです。

Dignitasは惜しくも敗北。Kodigo選手の1vs1が仕上がっていたのが大きなポイント。2vs2ペアも変えており、今季の1vs1はKodigo選手を中心に戦っていくのでしょうか。

〜リザルト〜

・Set1
SK…xopxsam & Morten ○
Dignitas…Bale & Lince ●
・Set2
SK…SergioRamos / Javi14 / Morten ●
Dignitas…Kodigo / Lince / Bale ○
・Set3
SK…Javi14 ○
Dignitas…Kodigo ●

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ーChivas Esports vs Tribe Gamingー

〜試合内容〜

Set1、Game1はいきなり凄まじい展開に。Chivasのポイズン削りが先か、Tribeのラムライダーが届くのが先か、という勝負を残りHP6でギリギリ制したTribe。Game2も勝利してSet1はTribeの勝利。

そしてSet2、Game1の迫撃ミラー対決はまたも壮絶な戦いに。HP5の差で制したのはTNT選手。TNT選手はそのまま勢いに乗ってAdrian選手、DiegoB選手をラムライダー、遅延スケラといったデッキで撃破。TNT選手の3タテでTribeが勝利を決めました。

〜所感〜

Tribeの勝利。ところどころ接戦はあったものの最終的には5Gameストレート勝ちでした。

Azilys & Boeufmac組の強さは継続中。昨季からの無敗記録はまだ続いています。そして昨季出番の少なかったTNT選手はその溜めてきた力を大いに発揮。かつてのアジアトップ選手はWESTでも強さを見せてくれそうですね。

Chivasはクラロワリーグ初勝利ならず。長い長いトンネルを抜けて勝ち上がることができるか。

〜リザルト〜

・Set1
Chivas…DiegoB & Pompeyo4 ●
Tribe…Azilys & Boeufmac ○
・Set2
Chivas…KevinRA / Adrian / DiegoB ●
Tribe…TNT / Azilys / JupiterKing ○

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ーPain Gaming vs Misfits Gamingー

〜試合内容〜

Set1は新人ペア同士の対決。Game1をMisfitsペアが勝利するも、Game2以降はPainペアが力を発揮。メガナイトペッカラムライダー同士のぶつかり合いを制してPainがSet1を勝利します。

Set2も新人達が奮闘。MisfitsのBobtherock選手が2連勝を果たすも、Painの大将Lucas選手も2連勝を挙げ、逆転の3タテへ王手。しかしSchwarzen選手のメガナイトディガポイがLucas選手の守りを崩し、ここはMisfitsが勝利して踏みとどまります。

そして最後のSet3。登場するのはairsurfer選手と連戦のLucas選手。しかしLucas選手はその負担を感じさせない的確なプレイングを披露。バルーンデッキ、ラムライダーデッキでairsurfer選手を破り、Lucas選手がPainの勝利を決めました。

追記
今回の試合はPain側がフライングでバトル開始を数回してしまったためルール違反で勝ちが取り消しになったようです。
大きな勝利を果たしただけに勿体ないですが新人チームはこういうことも含めて経験を積んでもらいたいところです。

〜所感〜

Painの勝利。2vs2を勝利したことで1vs1に繋がり、勝利を決めました。

今回の注目はLucas選手。ゲーム内ランキングではホグライダー使いとしてよく上位に現れるプレイヤーでしたが、今回様々なデッキを使いこなし、Game4勝1敗というスコアで強さを見せつけました。今後CRLの新たなスターとなっていくのでしょうか。

Misfitsは2連敗。Bobtherock選手、Schwarzen選手といった新人がまずまずの活躍をする一方でWings airsurferの両選手は未勝利。昨季の強さを取り戻し、新人の奮闘に応えたいところ。

〜リザルト〜

・Set1
Pain…Sweep & Wallace ○
Misfits…Schwarzen & Bobtherock ●
・Set2
Pain…Vitor75 / Wallace / Lucas ●
Misfits…Bobtherock / airsurfer / Schwarzen ○
・Set3
Pain…Lucas ○
Misfits…airsurfer ●

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ーCream Real Betis vs Team Liquidー

〜試合内容〜

Set1、Game1を取ったのはTeam Liquid。しかしGame2をCreamが取り返し、Game3はCreamがクロスボウデッキで2-1に持ち込んでの勝利を達成し、Creamが勝利。

そしてSet2。昨季出番の少なかったBelikin選手が爆発。Surgical Goblin選手を両サイドへの強力な攻めで破り、Egor選手、Razzer選手も立て続けに撃破。Belikin選手の3タテにより一気にCreamが勝利を決めました。

〜所感〜

Creamの勝利。Liquidは今季もまだ勢いに乗れていない様子。対するCreamは今回も総合的な強さを見せました。

印象的なのはBelikin選手の3タテ。昨季はあまり目立った活躍ができませんでしたが、かつては世界大会にも出場したプレイヤー。今季の活躍に期待です。

ただ、Belikin選手は試合中別端末を使用して相手のエリクサーを確認していたという話が出ています。これは本人も「ルールで禁止されていないから」と認めているようですね。確かに勝ちへの貪欲さは大事ですが、それが堂々と横行すると競技として壊れていってしまうでしょう。今後の運営やジャッジ等に適切な判断を望みます。

Liquidはまだ1vs1での不調から脱せていない様子。まずはエースでありカリスマ的存在でもあるSurgical Goblin選手の復活が欲しいところ。

〜リザルト〜

・Set1
Liquid…Razzer & KaNaRiOoo ●
Cream…Michifu & DiegoE ○
・Set2
Liquid…Surgical Goblin / Egor / Razzer ●
Cream…Belikin / xPedro15 / Michifu ○

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Spacestation Gaming vs Pain Gamingー

〜試合内容〜

Set1、Game1をまず勝ち取ったのはPainのSweep & Wallaceペア。しかしその後は少ない守りで厚い攻めを作るなどテクニックの光ったthegod_rf & LaPoKaTiというSSGの新ペアが勝利を収めます。

Set2もthegod_rf選手が止まりません。追い込まれながらもタイブレーク前ギリギリでリードを奪うプレイングでVitor75選手、Wallace選手を破り、最後はホグライダーでLucas選手を破って3タテ。thegod_rf選手が5Game勝利の活躍でSSGの勝利。

〜所感〜

Spacestation Gamingの勝利。新しい2vs2ペアでGame1を取られたものの、その後は5連勝での試合終了でした。

今季もthegod_rf選手の活躍が続いています。2vs2、KOHで爆発力を発揮するthegod_rf選手は今季のルールだと更に暴れそうです。このうえSamuel選手とLaPoKaTi選手がKOHに控えるということでやはり今非常に強いチームです。

新人チームPainは黒星スタート。いきなり強敵との戦いで出鼻を挫かれましたが、勝ち上がるには新人達には金星と言えるような勝利を積み重ねていかなければなりません。

〜リザルト〜

・Set1
SSG…LaPoKaTi & thegod_rf ○
Pain…Sweep & Wallace ●
・Set2
SSG…thegod_rf / Samuel / LaPoKaTi ○
Pain…Vitor75 / Wallace / Lucas ●

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ーMisfits Gaming vs Team Queso

〜試合内容〜

Set1、鮮やかなスケラフリーズで先制したのはMisfitsの新ペアSchwarzen & Bobtherockペア。しかしその後はTQのベテランコンビが意地を見せ、ユニットのぶつかり合いを的確に制して勝利。Set1はTQの勝利。

Set2iAmJp選手、Schwarzen選手が1勝ずつ挙げ、シーソーゲームになるかと思われましたが、TQのRUBEN選手が終始冷静な立ち回りで相手を寄せ付けない戦いを披露。2連勝でTQを勝利に導きました。

〜所感〜

Team Quesoの勝利。昨季は初戦敗北から勢いに乗れなかったTQ。今回は良いスタートを切ることができました。

TQのiAmJp RUBENというKOHはリーグ屈指の強力打線。あとはBENIJU選手とCuchii Cuu選手が全盛期の力を出せれば非常に強力になります。

Misfitsはあまりパッとしない結果に。Schwarzen選手がKOHで勝利を挙げたことを収穫とし、次の試合へ臨みたいところです。

〜リザルト〜

・Set1
Misfits…Schwarzen & Bobtherock ●
TQ…Cuchii Cuu & BENIJU ○
・Set2
Misfits…Wings / Schwarzen / airsurfer ●
TQ…iAmJp / RUBEN / Cuchii Cuu ○

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ーFAV gaming vs TTGー

〜試合内容〜

Set1、FAVのKitassyan & JACKペアはホグライダーデッキを2連投。トリトンの大活躍やTTGのバルーンスケラによる奇襲への冷静な対応を見せ、連勝でFAVペアが勝利。

Set2は2vs2に引き続きKitassyan選手が登場。ホグライダーが得意なことを逆手に取り、ババ小屋スケラで2連勝。しかしTTGのNuomici選手が意地を見せて連勝。前回の対戦を思い出させるNuomici選手の踏ん張りです。それでも今回はFAVのX-Bow Master選手が勝ち切り、Nuomici選手の悪夢を払拭。FAVが勝利を決めました。

〜所感〜

FAVの勝利。Nuomici選手に追い上げられ、前回の悪夢がよぎりますが、それを断ち切って勝利を決めました。

今回FAVの勝因はまずKitassyan選手の活躍。2vs2で勝ったうえでのKOH2連勝は今回の勝利にかなり大きな貢献をしたと言えます。1vs1で出場機会は少ないもののリーグ戦企画などではよく活躍しているKitassyan選手の今後に更に期待です。そしてX-Bow Master選手も勝負強さが戻ってきました。あとはKENTSUMESHI選手の復活を待ちたいところです。

TTGは惜しくも敗北。プレイオフ圏内の6位争いとしては手痛い結果となりました。Nuomici選手は波がありながらもやはり強いことを見せたため、今後も中心選手として必要な存在となるでしょう。

〜ピックアップ〜

・Set2 Game5
○ X-Bow Master vs Nuomici ●

お互いに迫撃ムートスケラを採用した対戦。多様な攻め手が絡まり合う非常に難解な展開になっていきます。

じわじわ削るNuomici選手に対し、X-Bow Master選手は終盤から両サイド攻めで追い上げ。Nuomici選手も粘りのプレイングでリードを渡しません。

しかし最後の最後、勝負を分けたのはX-Bow Master選手の迫撃砲の1発。体力僅かの状態で迫撃が放った1発が勝負を分け、タイブレーカーはHP40の差で決着。このギリギリのところを勝っていく勝負強さ。X-Bow Master選手の真骨頂です。

〜リザルト〜

・Set1
FAV…Kitassyan & JACK ○
TTG…Nuomici & Famouskid ●
・Set2
FAV…Kitassyan / JACK / X-Bow Master ○
TTG…Houyi / Paradox / Nuomici ●

MVP Kitassyan

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ーNova Esports vs Team Timingー

〜試合内容〜

Set1、NovaはかつてChinaリーグを席巻したAuk & Lciopペアで勝負。TTペアとの激しい攻めのぶつかり合いを的確に制し、連勝で勝利を決めます。

そしてSet2はNovaのルーキーCRS選手が再び力を発揮。ラヴァハウンド、枯渇といった違ったタイプのデッキを使いこなし、冷静沈着に勝利を重ねて3タテ。CRS選手が今季2度目の3タテを果たし、Novaが勝利を決めました。

〜所感〜

Novaの勝利。これで連敗の脱出に成功しました。

今回の結果から思うのは「やはりNovaは強い」。2vs2も今回かなり上手くいっており、今後もこのペアで調整を進めていきそうです。CRS選手の勢いもかなりのもの。変わらずKOHは物凄く強いです。

TTは連勝ならず。2vs2に少し波が出てきたのがチームとしては良くない展開。2vs2で勝ってKOHで勝つという流れを目指したいところ。

〜ピックアップ〜

・Set2 Game3
○ CRS vs Sado ●

Sado選手は今季何度も勝利を引き寄せてきた迫撃ムートスケラ。CRS選手はテスラ入りのバレバレ枯渇。

Sado選手の迫撃やスケラに対してCRS選手は橋前テスラで止めて守るという戦略を徹底。一方Sado選手もCRS選手の攻撃をユニットで防ぎカウンターでプレッシャーをかけます。しかし終盤の3倍タイムに入るとCRS選手のスケバレ、ゴブバレの攻撃が止みません。Sado選手も防ぎ続け、なんとか削っていくものの最後はゴブリンバレルを受けきれず。

CRS選手の冷静な判断と止まらない攻撃が強烈な一戦でした。

〜リザルト〜

・Set1
Nova…Auk & Lciop ○
TT…Greed & Sado ●
・Set2
Nova…CRS / ? / ? ○
TT…Nuri / Greed / Sado ●

MVP CRS

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ーTalon vs KIX Teamー

〜試合内容〜

Set1、Game1は激しい攻め合い。この接戦を制したTalonが勢いに乗り、Game2も勝利。まずはTalonが得意の2vs2を取ります。

しかしSet2はBenZer Ridel選手が再び活躍。得意の迫撃を入れたデッキに加え、ラヴァハウンドも使いこなします。Blizzard選手は三銃士デッキでBenZer選手を追い込むもののあと僅かを削りきれずに終わり、BenZer選手が3タテを達成し、Set3に繋ぎます。

そしてSet3は今回もLight選手が奮闘。Line選手は精彩を欠くプレイングが目立ち、それを見逃さなかったLight選手が勝利を決めました。

〜所感〜

KIXの勝利。今回もSet3までもつれましたが、しっかりと勝ち切りました。

KIXは波がありながらもBenZer選手が爆発力を発揮しているのが良い兆候。YUYA選手も現状悪くないため、課題のKOHも問題無くなってきています。プレイオフに向けて1vs1の仕上がりをさらに良くしたいところ。

Talonは1vs1が不調になってきました。Line選手は追い詰められているのからしくないミスや振る舞いが目立ちました。連続で3タテを食らっているので、悪い流れを断ち切りたい。

〜ピックアップ〜

・Set1 Game1
○ One Crown & Line vs iSlaw & Light ●

Talonはダブル枯渇。KIXは巨スケスケラという対戦。

Talonの激しい攻撃に対しKIXは敢えて無視して攻めるなど、攻撃的な試合展開。しかしお互いにその激しい攻撃を凌ぎ続け、終盤へ。Talonのメガナイトと枯渇の攻め、KIXのスケルトンラッシュ。どちらも攻撃し続ける非常に目まぐるしい展開の末、最後にメガナイトを通して勝ちきったのはTalon。

2vs2ならではの連続攻撃が飛び交う手に汗握る激闘でした。

〜リザルト〜

・Set1
Talon…One Crown & Line ○
KIX…iSlaw & Light ●
・Set2
Talon…Line / Geralt / Blizzard ●
KIX…BenZer Ridel / ? / ? ○
・Set3
Talon…Line ●
KIX…Light ○

MVP BenZer Ridel

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