CRL Watcher

クラロワリーグについて記録していくブログです!

2020年03月

クラロワリーグイーストのスペシャルシーズン開幕まであと数日となりました。
暗く辛い空気の流れる昨今ですが、選手たちの戦いがたくさんの人に活力を与えてくれることと思います。

さて、先日クラロワリーグイーストの試合形式についての発表がありました。
ざっとまとめると以下の通り。

レギュラーシーズンはリーグは全8チームによる総当たり戦。
レギュラーシーズンの各試合はBO3形式で行われる。
Set1はKOH(3対3でのBO1勝ち抜き戦)。
Set2はトリプルドラフト(後述)。
Set3は1vs1のBO3。

プレイオフは全チーム参加できる。上位4チームはトーナメントのwinners側から、下位4チームはlosers側からスタート。
また、プレイオフは試合形式がBO5となる。
Set3まではレギュラーシーズンと同じ。それで勝負が着かなければ、Set4とSet5で1vs1が行われる。



Set1がKOH!

やはり目を引くのがSet1にKOHが導入されたこと。

KOHは3人の選手が出場する勝ち抜き戦。まさに総力戦といえる魅力的な方式である一方で、これまではあらゆる試合の最終Setとして用意されており、目にすることが少ないレアなバトルでした。それが今季は最初のSetから、どの試合でも必ず見ることができるのです。

特に今年は各チームの戦力が凝縮されており、スタープレイヤーだらけの勝ち抜き戦となることは必至。見応えはかなりありそうです。そんな激戦のSet1で勝利すれば、もちろんチームに大きく流れを引き寄せることができるでしょう。

最初からクライマックスと言える白熱の戦いに期待です。


トリプルドラフトが初導入!

今季のクラロワリーグに新たに導入されたのがトリプルドラフト。

トリプルドラフトとは、複数のパターンで提示される3枚のカードから1枚を選び、それを8回繰り返してデッキを作るという特殊ルールです。この時相手の選択肢も見えるというのがミソで、構築段階から読みの力が大きく求められます。

昨年のオールスターマッチでJoker選手とLegend選手が争ったモードと言えば分かりやすいですね。

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通常のドラフトモードと比べると運要素も少なめで、プロリーグに向いた形式と言えます。

得意デッキを使えるとは限らないので、あらゆるカードを使いこなす戦略の幅が求められますね。加えて限られた時間で戦略を組み立てるバランス感覚も求められます。私としては、BenZer選手のような得意デッキに尖った選手よりも、RAD選手のようなバラエティに富んだ戦法を取る選手の方が、このルールでは活躍できるのではないかと予想しています。トリプルドラフトに特化した選手が今後現れるかもしれません。新たな種目がもたらず波乱に期待しましょう。


2vs2が廃止?

トリプルドラフトが導入された代わりに、リーグから削除されたのが2vs2。

2vs2導入当時は、協力バトルというお遊びモードとしてのイメージの強さから困惑した記憶があります。しかし長きにわたって選手達や関係者の研究や努力の結果、競技として高いレベルのものに昇華されていきました。

それが今季は廃止。寂しい気持ちもありますが、1つ合理的に考えられる理由があります。

それは、オンライン開催ゆえにコミュニケーションが難しいこと。今の社会情勢では選手達が一箇所に集合することは難しいでしょう。通話しながら試合を行うこともできますが、そこで不具合が起こっても確認のしようがありません。そういったトラブルを未然に防ぐという意味でも今回は廃止に至ったのかもしれせん。

次シーズンには戻ってくるかもしれませんし、代わりのトリプルドラフトが大きく盛り上がる可能性もあります。今はまず新たな楽しみに思いを馳せるとしましょう。


全チーム参加のBO5プレイオフ

今季のリーグの特徴としてもう一つ大きいのが、プレイオフに全チームが参加できるということ。

もちろんそれだけではレギュラーシーズンの戦いに意味が無くなってしまうので、上位4チームと下位4チームではアドバンテージ差がついています。

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上位4チームは上のwinners側。下位4チームは下のlosers側からトーナメントを始めることになります。要は上位4チームには1度負けても大丈夫という猶予が与えられているということです。

しかし裏を返せばアドバンテージはその一点のみ。本番はむしろプレイオフと言えるかもしれません。試合形式もBO5と変化するため、チームに必要な能力も微妙に変わってきます。レギュラーシーズン最下位が大逆転で優勝、というのもあり得る話でしょう。最後まで全く気の抜けないリーグとなりそうです。


スケジュール

公式発表によると今後のスケジュールは以下の通り。

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初戦から世界大会で激突したFAV vs W.EDGMという組み合わせ。更に二週目にはFAV vs PONOSの日本対決も待っており、最初から目が離せません。

約2ヶ月で全て終了という少し短い期間ではありますが、こんな情勢の中でも戦いを見せてくれる選手達や関係者の皆様に感謝して、リーグを楽しませていただこうと思います。

いよいよクラロワリーグイーストの選手が発表されました。
リーグ縮小もあり、そのチームメンバーにはより注目が集まります。

まずはそれぞれのチームについて、見ていきましょう。

ーFAV Gamingー

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X-Bow Master / Kitassyan / JACK / KENTSUMESHI / Dani
監督 Oz

昨年は世界大会に出場した日本チームFAV。その世界進出メンバーに加え、なんと韓国の至宝であるX-Bow Master選手をチームに迎え入れました。JACK選手、Dani選手と1vs1プレイヤーの座を争い、より高められていくこととなるでしょう。
そして昨季大活躍の「きたけんつペア」は健在なのか。一年の時を経て監督として帰ってきたOz監督はどんな采配を振るうのか。今年も活躍に期待のチームです。


ーPONOSー

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Yakitori / KK / TENGOD / RAIKIJONES / RAD
監督 Fuchi

2人の選手が脱退してしまったPONOS。しかし解散したGameWithからYakitori選手とKK選手を迎えました。Yakitori選手は主に2vs2、KK選手は1vs1で実績があり、PONOSとしても非常に頼りになる新戦力でしょう。日本チームファンとしてもとても熱い展開です。
かつてMVPとなったRAD Yakitoriペアの復活はあるのか。KK選手が加入したことで誰がエースになるのか。今年のPONOSが新たにどんな戦い方を取るのか非常に楽しみです。


ーKIXー

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iSlaw / JayTV / BenZer Ridel / Legend / Onion
監督 Maluntin

昨季のKIXを支えたLegend Onionと、解散したChaos Theoryの中核であるJayTV BenZer。そしてアジア参戦は2期目となるフランスのiSlaw選手というメンバー。今季もKIXらしい豪華なメンバーとなりました。
1vs1エースは豊富で、2vs2もJayTV選手の得意分野。かなり隙のないチームに思います。


ーTalonー

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Line / Blizzard / HAUL / One Crown
監督 BAECHOO

昨年は東南アジアのチームでしたが、今年は実質韓国チームとなったTalon。DragonXのエースLine選手に加え、OGNで活躍したBlizzard(旧Dandelion)選手、One Crown選手。そして選手に復帰したHAUL選手というメンバー。
少人数ながらなかなかの精鋭部隊となったのではないでしょうか。


ーTeam Timingー

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Haruki / Sado / Nuri / Greed
監督 Ho

DragonXより改称した韓国チーム。残留はNuri選手のみ。Sado選手、Greed選手は解散したSANDBOXで活躍したプレイヤーですね。そしてHaruki選手は今のところ情報が得られておりません。
Talonと比べるとメンバーの実績では少し足りない印象を受けますが、ひっくり返すことができるか注目です。


ーNova Esportsー

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Aurora / Little Chen / Lciop / BKing
監督 MOUZ99

Chinaでは全てのシーズンで優勝を果たしたNOVA。Eastでもリーグを席巻できるのかが注目されます。Little Chen Lciop BKingという主要メンバーは健在。他のチームの脅威と言えます。
そして新メンバーはなんと女性選手のAurora選手。ここにどのような作戦があるのか、目が離せません。


ーTTGー

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xiao K / D King / AuK / Nuomici
監督 Granzort

今季初参入となる新チーム。全員中国選手で構成されています。W.EDGMから移籍したNuomici選手と、解散した多数の中国チームから精鋭達が集まりました。
注目はかつてNOVAを世界一に導いたAuK選手と、昨年W.EDGMを世界二位に導いたNuomici選手。新チームながら盤石の布陣です。


ーW.EDGMー

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Wange / Peas / Higher / Solo Man / Sia
監督 SR

昨年は世界準優勝を果たしたW.EDGM。1vs1、2vs2どちらでも好成績を残したHigher世界とSolo Man選手の2人と、中国最初の女性選手であるSia選手が残留。新たにWanGe選手とPeas選手を獲得しました。
しっかり中心戦力を残したうえで補強。世界準優勝チームということでマークは厚いことでしょうが、果たして。



ここまでチーム毎について書いてきました。ここからは全体を見ての感想を少し。


・リーグを去った海外選手は?
日本選手については動向を追えていましたが、海外選手の進退についてはここで初めて知ったものもあります。
韓国チームからはTNT、Thunder、July、ALPHA、Tru-Fast、Khani、Sinchu、DDaBOng、Asher、HuNi 選手の名前がありません。
東南アジアチームはDexterz、Carrollus 選手。そしてTalonの旧メンバー、Brenの選手全員がいません。
もちろん大幅削減となった中国選手はかなりの数がリーグを去りました。
TNT選手に関してはWestのチームへの加入が決まっており、West出身選手はまたWestに戻っていますが、それ以外の方は引退か、FAとしてオファーを待つということとなっているのでしょう。これだけの数がいなくなってしまったのはやはり寂しい。
特に意外だったのはThunder選手。世界大会でも強敵相手に一勝をもぎ取るなど活躍しており、今季も場を変えて活動するものと思っていました。

それだけ海外選手にも思い入れが湧くというのは、クラロワリーグの魅力でもあると言えますね。


・新しい選手は?
規模の縮小もあり、やはり新しい選手が入る隙間は無かったというところでしょうか。全体で見ても新人プロとなるのはHaruki選手とAurora選手のみ。
アマチュアでもプロ入りを期待される強豪は多数いますが、プロアマ混合の大会を見ていてもやはりプロの経験があるプレイヤーの安定感は段違い。それも踏まえると、少ない枠をプロ経験者が埋めることとなるのは必然なのでしょう。

少し残念ではありますが、今後プロに対抗できるレベルのアマチュア界の盛り上がりに期待しましょう。


・日本チーム凄いよなあ…
規模の縮小がもたらした寂しさはありますが、楽しみもあります。
FAVは世界メンバーに加えて超強力な助っ人X-Bow Master選手を獲得してしまうし、PONOSはオールスターレベルのメンバー。これはチーム数が多かったら実現し得ない事。日本選手と、そして日本を愛するX-Bow Master選手がより強く団結して世界の強豪に立ち向かって行く。なんて熱い構図でしょう。

もちろん海外チームもレベルアップしています。特にKIX、TTGはかなり強豪となるのではないでしょうか。しかし、今回の日本チームはそれにも引けを取らないレベルであると私は思っています。


・最後に
クラロワリーグイーストの開幕まで1ヶ月を切りました。これまでとは一新され、少々の不安もありますが、それでもやはりワクワクが大きいです。微力ではありますが、私も選手達の応援を続けて参りたいと思います。

昨年はアマチュアの登竜門的大会となったFAV CUP。今年はより規模を拡大し、オフラインでの決勝トーナメントが行われました。

プロ5名、アマ3名とプロが勢力を見せつける決勝メンバーとなりましたが、果たしてどのような試合となったのでしょうか。

ー1回戦ー

だに vs ぱんどら
Game1はジャイアントとロイヤルホグの激しい攻防の末、かなりの接戦を制してだに選手の勝利。
Game2は序盤に大きくリードを取られただに選手が後半からエリクサーゴーレムによる激しい攻撃で巻き返し、逆転勝ち。
非常に競った試合でしたが、だに選手の押し切る攻めの巧さが光りました。

ライキジョーンズ vs Kitassyan
Game1は拮抗した展開の中終盤にメガナイトの攻めを決めたライキジョーンズ選手の勝利。
Game2はKitassyan選手がラヴァハウンドで追い詰めディガー削りを狙うものの、それをことごとく回避してロイヤルホグで逆転を決めたライキジョーンズ選手の勝利。
序盤はKitassyan選手が上回っていたものの、ライキジョーンズ選手の勝負強い逆転術が光りました。

ヤマモン vs 天GOD
Game1はヤマモン選手がスケルトンラッシュで押すものの、天GOD選手がゴブジャイのカウンターで決めて勝利。
Game2はヤマモン選手の守りをロケット砲士で崩した天GOD選手の勝利。
ヤマモン選手も優勢な場面があったのですが、天GOD選手のカウンターの攻めがパワフルでした。

やむし vs JACK
Game1はロイヤルホグでリードを取り、JACK選手の枯渇による追い上げを振り切ったやむし選手の勝利。
Game2はやむし選手の巨スケロイジャイをプリンセスやミニペッカで封殺したJACK選手の勝利。
Game3はやむし選手がロイヤルジャイアントで大きくリードを取るものの、JACK選手がエリクサーゴーレムと攻めトルネードで一気に攻め込み、逆転勝ち。
やむし選手もJACK選手相手に大健闘。しかし最後はJACK選手の勝負強さが発揮されました。


ー準決勝ー

だに vs ライキジョーンズ
Game1は違ったタイプのスケルトンラッシュ対決となりますが、バーバリアンの小屋でプレッシャーをかけ続けたライキジョーンズ選手が最後に決めて勝利。
Game2はお互いエリクサーゴーレムデッキとなりましたが、ライキジョーンズ選手のファイアーボールがだに選手のマジックアーチャーを崩し、そのまま優位をとって勝利。
じりじりとペースを握るGame1、一気に決めるGame2、ライキジョーンズ選手の判断力が流石でした。

JACK vs 天GOD
Game1はライトニングドラゴンの守りが天GOD選手のロイジャイを封じ、スケルトンラッシュとライトニングドラゴンの電撃でJACK選手勝利。
Game2はまたもライトニングドラゴンを使い、天GOD選手のスパーキーを防ぎ、スケルトンラッシュとポイズンで勝利。
二戦連続でライトニングドラゴンを採用し、それが刺さるというJACK選手の読みが冴え渡りました。

ー決勝戦ー

ライキジョーンズ vs JACK
Game1は迫撃ディガーによる攻めと、ライキジョーンズ選手のラヴァハウンドを凌ぎきる対応でJACK選手の勝利。
Game2はライキジョーンズがロイヤルホグクエイクで強烈に攻め、JACK選手のバルーンをなんとか防ぎ切りました。ライキジョーンズ選手の勝利。
優勝を決めるGame3。ライキジョーンズ選手がまたもロイヤルホグクエイクでJACK選手のタワーをどんどん削って追い詰めるものの、JACK選手がペッカバルーンとフリーズを決めてキングタワーを破壊したJACK選手が優勝を決めました。


ー終わりにー

ということで今年のFAV CUPはJACK選手の優勝で幕を閉じました。昨年はプロ選手で勝ち進んだのが1人だけでしたが、今年はベスト4全員がプロ。強さを見せつける結果になりましたね。

やはりプロとしてクラロワに本気で向き合う時間が長いことは大きな違いということでしょう。準優勝のライキジョーンズ選手は、元々日本一決定戦などでの実績は無かった選手ですが、プロとしての活動を経て大きく成長してきました。

今年のクラロワリーグの開幕まであと1カ月を切っています。新たなプロ選手がどれほど生まれるかわかりませんが、日本のクラロワ界を引っ張っていく新たな人物の誕生を楽しみにしたいと思います。

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