CRL Watcher

クラロワリーグについて記録していくブログです!

2019年04月

[day1]
《Match1》
GameWith vs DetonatioN Gaming
・set1
○YUIHIIRO yakitori vs Lewis HANE×HANE
2-1
・set2
KK vs tempura○
1-2
・set3
yakitori vs Reiya○
○KK vs Reiya
○KK vs HANE×HANE
○KK vs tempura
Rolaporon
3-1

Winner GameWith

《Match2》
OP Gaming vs Talon
・set1
EuiChan Asher vs SB The Rock○
1-2
・set2
○X-Bow Master vs Master Hong
2-1
・set3
Asher vs Xiake○
○DDaBOngTV vs Xiake
○DDaBOngTV vs SB
DDaBOngTV vs Master Hong○
○X-Bow Master vs Master Hong
3-2

Winner OP Gaming

《Match3》
Bren Esports vs SANDBOX Gaming
・set1
Manong Jhipee Trainer Ken vs Edo Sinchu○
0-2
・set2
○Tobi Spiriphawk vs Sado
2-0
・set3
○Manong Jhipee vs Sinchu
○Manong Jhipee vs Edo
Manong Jhipee vs Sado○
○Jaii vs Sado
Tobi Spiriphawk

Winner Bren Esports

[day2]
《Match4》
Chaos Theory vs FAV Gaming
・set1
JayTV Dexterz vs KENTSUMESHI Kitassyan○
0-2
・set2
○BenZer vs JACK
2-0
・set3
○Dexterz vs Dani
○Dexterz vs JACK
Dexterz vs KENTSUMESHI○
Ohhyeah vs KENTSUMESHI○
○BenZer vs KENTSUMESHI
3-2

Winner Chaos Theory

《Match5》
KIX vs PONOS
・set1
Dios Stitch Maluntin vs RAD RAIKIJONES○
1-2
・set2
Legend vs MIKANBOYA
2-0
・set3
Maluntin vs KOTA○
○Meattt24 vs KOTA
Meattt24 vs RAD○
Legend vs RAD○
MIKANBOYA
1-3

Winner PONOS

《Match6》
KING-ZONE DragonX vs OGN ENTUS
・set1
July Nuri vs TNT Thunder○
0-2
・set2
ALPHA vs Victor
2-0
・set3
○Tru-Fast vs Dandelion
Tru-Fast vs TNT○
○Nuri vs TNT
Nuri vs Victor○
ALPHA vs Victor○
2-3

Winner OGN ENTUS

[day3]
《Match7》
DetonatioN Gaming vs OP Gaming
・set1
Lewis HANE×HANE vs X-Bow Master Ho ○
1-2
・set2
Reiya vs Asher○
0-2

Winner OP Gaming

《Match8》
GameWith vs Bren Esports
・set1
○YUIHIIRO yakitori vs Jaii No Aim Cy
2-1
・set2
○KK vs Tobi Spiriphawk
2-0

Winner GameWith

《Match9》
Talon vs SANDBOX Gaming
・set1
○SB The Rock vs Edo Sinchu
2-0
・set2
yugiart vs Greed○
0-2
・set3
○SB vs Sado
SB vs Greed○
Xiake vs Greed○
○yugiart vs Greed
○yugiart vs Xiake
3-2

Winner Talon

7A3B6ACB-E205-4E20-9D7C-93D430CDFDE4

クラロワリーグアジアの観戦記録です。
ネタバレも含みますので、試合を思い出しながら楽しんでもらえたらと思います。

今回初解説のkooさんと実況kuroebiさんのコンビ。
kuroebiさんの丁寧なリードに、kooさんの知識と経験を活かした的確な解説が光りました。とても良かったです。

Chaos Theory vs FAV Gaming

set1
FAVはKENTSUMESHI Kitassyanペア。短期間で非常に仲が良くなったことが伝わっている2人だけにコンビネーションに期待。Chaosはチームの牽引役JayTV選手とシーズン1ぶりのDexterz選手ペア。
game1はラヴァ同士の対決。 Chaosは大胆にロケットを使った攻めを展開しますが、FAV側が細かくインフェルノドラゴンをカウンターに繋げていて、後半からペースを掴み始めました。Chaosのダブルラヴァも凌ぎきり、FAVが先取。
game2はFAVのラヴァvs Chaosのゴレ。今回もFAVはインフェルノドラゴンを巧みに使ってゴーレムを封殺していき、勢いのまま勝利。
KENTSUMESHI Kitassyanペア、新ペアとは思えない息の合い方でした。Kitassyan選手はデビュー戦ながらマイペースで臨めていたと思います。
内容としては2v2のインフェルノドラゴンの強さが際立った内容だったと思います。本試合だけでなくこの日の2v2はインドラ大活躍だったと言えるでしょう。BAN候補にも挙がるようになるでしょうか。
C1907E05-CCE7-44E1-9796-C94F89FD54EA


set2
FAV期待の新人JACK選手に対するは昨シーズンのリーグでも圧倒的存在感を示したアジア金メダリストBenZer選手。
game1は遅延クロスミラー。お互いにタワー折り合い、クロスとしては通りにくい状態で試合が展開されます。ここは終始JACK選手のクロスボウを対処してから展開するBenZer選手が一歩上回りました。
game2、JACK選手は伝家の宝刀2.6ホグを披露します。対するBenZer選手のアースクエイクホグはインフェルノタワーも用意しメタとしてはバッチリ。このBenZer選手の厳しい攻撃をJACK選手はノーダメージで回避し続け、ファイアーボールで追い詰めるものの、あとわずかのところで一発を許してしまい、ギリギリでBenZer選手の勝利。
JACK選手、良い試合をしていたのですが、ややプロの洗礼を浴びたという感じでしょうか。まだリーグは始まったばかり。大舞台で実力を発揮してほしいところ。
にしてもBenZer選手はやはり強い。得意の施設系から、メタデッキまで、デッキ選びと仕上がりが貫録を感じさせます。
EAAB0266-823B-42B6-82BB-11B2267315D1


set3
FAVはDani JACK KENTSUMESHIと、経験と実績のあるメンバー。 ChaosはDexterz Ohhyeah BenZer。
game1、Dani選手はロイジャイを使い、相手インフェルノタワーを使わせたところを逆サイドにランバーを放ち、タワーを折って大きくリード。しかし土壇場でDexterzがバルーン通し、追いつきます。こうなるとインフェルノタワー相手にロイジャイは通しにくく、Dexterz選手が逆転勝ち。
game2。JACK選手は遅延ディガー。Dexterz選手はライトニングロイジャイで、JACK選手は暮石とアイスウィズが上手く巻き込まれる展開が続きます。Dexterz選手がじわじわエリクサーリードを取り、ロイジャイを2度回して勝利。
game3。両者迫撃。Dexterz選手はロリババを持ち、優位に立つものの、迫撃の一発やディガーが細かく削っていき、けんつめし選手勝利。
game4、枯渇ロイジャイ巨スケとHANE×HANE選手に近いデッキでOhhyeah選手が仕掛けるものの、けんつめし選手はロイジャイを止めながらラムライダーを通していく理想的な使い方を披露し、これも通しきって勝利。
game5、ギリギリの戦いが一戦行われるもトラブルにより仕切り直し。けんつめし選手はゴーレムで挑むも、BenZer選手は迫撃と細かい系を巧みに使い、非常に硬い防衛でゴーレムが全く通りません。結果、じわじわ削り続けたBenZer選手の勝利。
けんつめし選手、ラスト1人から大奮闘でしたが惜しくも一歩届きませんでした。
Chaos側はBenZer選手はもちろんDexterz選手も活躍。シーズン1ではあまり戦果を挙げられませんでしたが、今シーズンは勢いに乗ってきそうです。
40A8A20F-1493-48C5-A771-3C37FCDCA1DD


というわけでこの試合は Chaos Theoryの勝利。
やはりBenZer選手の強さが際立っていましたかね。特にクロスボウ、迫撃といった施設系の立ち回りは全く隙が無く、今シーズンもチームの1on1を引っ張っていくでしょう。
FAVはそのBenZer選手の強靭さに呑まれてしまったというところでしょうか。
Dani選手、JACK選手共に波に乗ってくれば強い選手なのは間違い無いので、コンディションを上げていって欲しいところ。
KENTSUMESHI選手はこれまでKOHに弱いところがありましたが、見事に克服。最後に負けはしたものの2v2含めての奮闘ぶりはキャプテンとしてとてもカッコ良かったです。

KIX vs PONOS

set1
KIXはMaluntin Dios Stitchペア。昨年好成績の盤石ペアです。PONOSはRAD RAIKIJONESペア。両者2v2の経験はあるものの新ペアとなります。
game1、PONOSの徹底的な呪文枯渇に対し、KIXはタワーを捨ててゴーレムの形作り。インフェルノタワーで守るPONOS側ですがダブルアースクエイクの力技で突破していきます。しかし後半からはPONOSがインフェルノタワー使わず守り、更に枯渇で攻め続け、PONOS勝利。
game2はPONOSがラヴァクローンをしかけますが、インフェルノタワーと豊富な呪文で阻まれ、ことごとく不発に終わってしまいます。最後はゴレアースクエイクでKIXが決めます。
game3、PONOSはランバーロイジャイを使用。特にカウンターが強烈に決まり、実況kuroebiさん曰く「あの巨漢が速すぎる」状態に。ラヴァを出した瞬間のダメ押しのロイジャイが決まり両サイドに大打撃を与え、PONOS勝利。
新ペアながら豊富な経験が活きましたかね。見事強力なMaluntin Dios Stitchペアを破りましたね。
KIXのアースクエイクの策も強烈に刺さりましたが、修正して対応したPONOSが勝ち取ったというところでしょう。
1573C534-9308-4397-BB7F-25E015B9B07C


set2
PONOSのエースMIKANBOYA選手に対するはNOVAから来た最強の新加入Legend選手。リーグトップクラスの対決となるでしょう。
game1、ポイズンBANを利用し、ゴブリン小屋とオーブンを両方入れた巨スケという作戦を取るMIKANBOYA選手。Legend選手は遅延スケラに見せかけたロイジャイ展開で攻めます。陸受けを枯渇させ、MIKANBOYA選手が削りで優位に立つものの、Legend選手の60式ムートがMIKANBOYA選手の防衛を削いでいき、ロイジャイが通って逆転。共に粘りますが、引き分けタイブレーカールールによりLegend選手の勝ち。
game2、MIKANBOYA選手は再びゴブリンの小屋を主軸にしつつ、ネクロとゴレを採用。Legend選手は同じ遅延ロイジャイ。MIKANBOYA選手のアースクエイクがLegend選手の暮石に刺さり、タワーを削っていくものの、ユニットへのダメージが低いゆえにカウンターのユニットが溜まっていってしまいます。これを防衛し続けるMIKANBOYA選手ですが、最後は守りきれず、Legend選手連取で勝利。
MIKANBOYA選手がまさかのストレート負けということでLegend選手の強さが見えた試合だったと思います。MIKANBOYA選手の攻めに巧みに対応しながら着々と逆転していくという非常に冷静なプレイングでした。
8AC0F66D-D155-4EF0-9178-A75CB54BB105


set3
KIXはMaluntin Meattt24 Legendの布陣。移籍組の新メンバー2人に期待がかかります。PONOSはKOTA RAD MIKANBOYA。新メンバーKOTA選手に加え、日本トップクラスの2人が控えます。
game1はMaluntin選手のロイホグに対しメガナイトを当てるKOTA選手。序盤は防衛から切り返すMaluntin選手がやや押していたものの、勝負をかけた攻めメガナイトを活かし、Maluntin選手のバーバリアンを一掃。そのまま攻城を通し切り、KOTA選手、勝利でデビューです。
game2、KOTA選手は昨日のOP Gamingでも飛び出したエリクサーポンプオーブン攻城。Meattt24選手は序盤ライトニングでエリクサーポンプを破壊するも、後半からはポンプを無視して攻め始め、ゴーレムを押し通しました。Meattt24選手の勝利。
game3RAD選手はそのKOTA選手と同じエリクサーポンプオーブン攻城。Meattt24選手はアドを取られてもハンターを活かして驚異的な守りを見せます。しかしRAD選手はガゴ群れを使い、ギリギリのところでタワーを落とし切りました。
game4、RAD選手ペッカロイホグvsLegend選手メガナイトディガーという構図に。お互い迂闊にカードが切れないところを巧くメガナイトやペッカを攻めで使いながらギリギリを守り合う展開となります。最後の最後、引き分け視野の削り合いとなりますが、残り2秒のところで1匹のホグがLegend選手のタワーにダメージを通します。これが効いて、16ポイントの差でRAD選手勝利。
光ったのはなんといってもRAD選手の粘り強さ。どちらの試合もギリギリのところまで追い詰められながらも最後の最後に通しきって勝つというとても劇的な勝利でまさに大活躍。新天地にかける思いというのが伝わる内容でしたね。
KIX側もMeattt24選手、得意戦術ゴリ押しと語っていたものの攻めながらの逆サイド防衛も巧みで非常に強力な選手と伺えました。
A547BAF6-9C47-4DB3-9FBD-9167F9E7762C


というわけでこの試合はPONOSの勝利。かつてはMIKANBOYA選手頼みとも言われたPONOSでしたが、この日はチームがMIKANBOYA選手を救う形となり、よりチーム力の向上が見て取れました。新加入のRAD選手、MVP級の素晴らしい活躍でチームに大きな貢献をしてみせました。
敗れたKIXですが、今シーズン恐ろしい存在となるであろうことはまざまざと見せつけたと思います。1on1勢の充実ぶりはこれまでとは全く違う新生KIXの力でした。

KING-ZONE DragonX vs OGN ENTUS

set1
KZ側はJuly Nuriペア。経験のあるJuly選手がどこまで引っ張っていけるか。OGNはTNT Thunderペア。1on1に強いTNT選手がここで登場するのは意外な展開。
game1、枯渇ホグフリという奇策に出たKZ。フリーズ雪玉でホグを通しタワーを1本ずつ交換します。しかしOGNはダブルタワーを駆使し、後半からホグを封殺。更に起動したキングタワーがバレルを阻み続けたのもあり、ランバーロイジャイライトニングで着実にダメージを稼ぎました。OGNの勝利。
game2は巨スケロイジャイvsランバーロイジャイ。どちらも強力なロイジャイの攻めを展開しますが、レイジの入ったロイジャイの方がダメージを稼いでいき、OGN2連勝でset勝利。
どちらの試合でもロイジャイを採用したOGNの勝利ということで、2v2のロイジャイ、特にランバーロイジャイが高い破壊力を持っていることが伺えましたね。
アースクエイクやライトニングを絡めることで施設でも止めにくくなるため、非常に防衛が難しい。そんなロイジャイの強さが発揮された試合だったと思います。
1B53F4AD-8888-4D8F-A0C5-21CE01A992E7


set2
KZは新人ALPHA選手。OGNはLATAMリーグからの移籍Victor選手。どちらもアジアリーグでは新しい顔となります。
game1、ALPHA選手はスケラ、Victor選手はペッカ。Victor選手はスケラに合わせた逆サイド攻めを展開しますが、ALPHA選手はこれを的確に凌ぎ、ダメージで大きくリードを取ります。終盤も綺麗な防衛で呪文を回し、ALPHA選手の勝利。
メガナイトロイジャイ枯渇という変則デッキを投入するALPHA選手。得意の重量級ラヴァを採用のVictor選手。お互いにタワー捨てと許容で攻め合うのですが、ALPHA選手のタワーが多目に残り、有利な展開に。攻撃呪文が無いALPHA選手は残り2桁が削れず、Victor選手が巻き返しを図ります。しかし最後はロイジャイの一発が通り、ALPHA選手の勝利。
新選手ながら非常に的確なプレイをするALPHA選手の実力が見られた試合だと思います。ロイジャイ応援するなど試合を楽しむメンタルもあります。
Victor選手はこの悔しさをKOHに持っていくこととなります。
D2F8CD93-3F1B-4C74-BED6-75ACFAEC142E


set3
KZはTru-Fast Nuri ALPHA。なんと全員が新人。新生KZの戦いに注目です。OGNはDandelion TNT Victor。実力者2人に加え、新人Dandelion選手にも注目。
game1はTru-Fast選手が枯渇、Dandelion選手メガナイトディガー。読みで中央にディガーを放つなど、積極的なプレイをするDandelion選手がリードするものの、ディガーへの細かい対処で少しずつ盛り返すTru-Fast選手。時間切れギリギリでロケットを放ち、タワーダメージをわずかに逆転。Dandelion選手のディガーは惜しくも届かず、またもギリギリのダメージ差での決着。Tru-Fast選手の勝利。
game2はTNT選手がジャイプリディガー。インフェルノタワー読みの中央ディガーが刺さり、一気にリード。先ほどの試合でもDandelion選手が行ったプレイであり、チームとしての戦術なのが窺えます。このリードを守りきり、TNT選手の勝利。
Nuriのジャイにゴブジャイスパーキーで対抗TNT選手。Nuri選手はエレキウィズを巧い位置に置いてスパーキーを止めます。TNT選手はNuri選手のジャイプリを無視し、攻める戦略に出ますが、守りきられてしまいます。TNT選手にしてはやや精彩を書いたか。Nuri選手勝利。
game3、Nuri選手は2.6ホグ。Victor選手はペッカで、ホグを一発ずつ通されて押されますが、ホグへの防衛から大カウンターに繋げ、一気にタワーダメージを稼ぎます。Nuri選手は呪文で削りきる策に出るもわずかに間に合わず、Victor選手の勝利。
game4、Victor選手のラヴァに対しALPHA選手は逆サイドにスケラを放つことでラヴァの攻めを細くさせていきます。これを見て終盤、Victor選手は攻めるサイドを変え、カウンター狙います。この判断が功を奏し一気にタワーを持っていき、Victor選手雪辱の勝利。
set2ではストレート負けしてしまったVictor選手の底力が見られた1setでした。TNT選手もgame2では強力なプレイングを見せつけ、OGNの充実ぶりを見せつけました。
対するKZも新人2人が戦果を挙げ、実力十分を見せつける結果にはなったと思います。
3E72DB8F-6C0B-4508-A8B2-419C8198EF6B


というわけでこの試合はOGN ENTUSの勝利。昨シーズンは開幕7連敗と苦しんだチームでしたが、戦力の入れ替えもあって今年は白星発進。TNT選手を2v2に起用するという策もあり、これから2v2や1on1でどんな戦略を取って来るかも読みづらいチームになりましたね。
一方X-Bow Master選手らが抜けてしまったKING-ZONEはほぼ新チームのような状況になったものの、3人の新選手はそれぞれ一勝ずつもぎ取っていて、その強さの一端を見せつけました。唯一の既存選手であるJuly選手の経験も2v2などでは活きてくるでしょう。どんな戦いを見せるか楽しみなチームとなりました。

ここまで全試合がフルセットまでもつれ込んでいますね。今年のリーグ、本当に熱戦になりそうです。

6656FF18-27D6-4C1F-974E-6B87966B3BC9

クラロワリーグアジアの観戦記録です。
ネタバレも含みますので、試合を思い出しながら楽しんでもらえたらと思います。

初回ということで張り切ってしまい、ボリューム多めになっていますが、これが維持できるかはわかりません笑

GameWith vs DetonatioN Gaming
いきなり日本チーム同士の対決。日本人としては盛り上がるものの、どちらかがいきなり負けてしまうという心苦しさもある。そんな一戦です。

set1は2v2。
GWはyakitori YUIHIIROペア。新ペアながら2v2での実績は十分なペア。
対するDNG側はLewis HANE×HANEペア。個性派新人のHANE×HANE選手を2v2に起用するというのは少し意外でした。これまで2v2に出続けてきたLewis選手の手腕が問われます。
game1はGW側がランバーロイジャイ、DNG側がランバーバルーンを次々と繰り出す激しい攻めの応酬。
にも関わらずお互いに守りが硬く、タワーをなかなか折れないという展開に。
ボムタワーをバルーンでややスカしたDNG側がリードしていたものの、GW側の連続ロイジャイをDNG側が防ぎきれず、GWペアが粘り勝ち。
バルーンフリーズを雪玉&ファイボで凌ぎ切った粘り強さが光りました。
勢いに乗ったGWはgame2、ロイジャイを連投。巨スケスケラを盾の戦士などを駆使して防ぎきり、連取でset勝利を取りました。
新ペアとは思えない連携はさすがの経験値といったところでしょう。
C3A654FD-80C5-47EC-B908-316DA265B02F


set2はKK選手vs tempura選手。昨シーズンでもあった因縁の対決。お互い仲のいい選手同士なのもあり、意識し合うところはあるでしょう。
トラブルによるやり直しを挟みgame1。 KK選手は迫撃。tempura選手は得意のバルーンで挑みます。じりじりした攻防でしたが、 tempura選手のバルーンが爆破ダメージをじわじわと稼いだことが効いてtempura選手の勝利。
game2はKK選手がラムライダーでバルーンを対策。これが決まり、 tempura選手のバルーンは前に進めず。KK選手の勝利。弱体化されたとはいえ、ラムライダーの拘束力の高さは強烈であることを見せつけてくれました。
game3はtempura選手のランバーを利用し、KK選手がトルネードでキング起動するところからスタート。バルーンの防衛はばっちり…と思いきやtempura選手はロイジャイを繰り出します。KK選手もトルネードを駆使して粘り、両サイドを1000近くまでまで削るものの時間切れ。タイブレーカールール(1番少ないHPのタワーを持っていた方が負け)によりtempura選手のset勝利。昨シーズンset2無敗を誇ったKK選手をいきなりtempura選手が倒してみせました。
tempura選手はバルーンを連投しながら最後にロイジャイを繰り出すデッキ選びの策が光っていたと思います。
D35A6FDC-B9AA-4FEF-AA3D-BAC6D6B09B31


開幕戦からいきなりset3、KOHまでもつれ込みました。
GW側はyakitori KK Rolaporon。経験実力共に抜群の布陣。
一方DNGはReiya、HANE×HANE、tempuraと新人2人を起用してきました。
機材トラブルによるやり直しを経てgame1。共にロイジャイデッキでしたがReiya選手はファイボを使い、小回りの効く立ち回りを展開。ミラー対決を制しReiya選手が勝利でデビューを飾ります。
game2はKK選手がラヴァを採用。ラヴァの後衛に敢えて何もつけずアドを取っていく戦略や、ベビドラのダメージでReiya選手のロイジャイを打ち砕きました。
game3はHANE×HANE選手が登場。ついにHANE×HANEデッキがプロの舞台に降り立ちました。得意デッキでHANE×HANE選手が押していたように見えたものの、呪文が無いというHANE×HANEデッキの弱点を突いたKK選手の枯渇が炸裂。2連勝。
game4はKK vs tempura第二ラウンド。ラヴァvsロイジャイという構図は奇しくもgame2と同じに。ラヴァでベビドラを延命させるなど、細かいカウンターの機会を逃さなかったKK選手が勝利。いきなり3タテを決めて見せました。
このセットですが、まずReiya選手のデビュー戦とは思えない落ち着きが印象的でした。トラブルに遭遇しても集中を保ち、やり直しの一戦をもぎ取っていましたね。
ただそれを打ち砕くKK選手の底力は凄まじい。set2での負けを自ら3タテて取り返す、すごい精神力です。日本のトップクラス選手としての活躍にこれからも期待です。
HANE×HANE選手はデビュー戦が戦術の知れ渡っている日本チーム相手だったというのがやや不幸と言えるかもしれません。なんとかあのデッキが鮮度を保って勝てることを願います。
7A960FFC-D0F4-47E2-9363-9500F1263CD0


ということでこの試合はGameWithが勝利。今年も日本対決はGameWithの勝利で幕を開ける形となりました。
KK選手とtempura選手、今回の戦績は2-2。良きライバルとしてどちらもリーグを勝ち上がってほしいところです。

OP Gaming vs Talon
戦力を大きく補強したOP Gaming。白星スタートで昨年との違いを見せつけられるかに注目です。

set1はEuiChan Asher ペア vs SB The Rockペア。
OP側は経験豊富なEuiChan選手と新顔のAsher選手。Talon側はSB選手とThe Rock選手という、少し予想外のペアで登場です。SB選手は2v2初試合ということになります。
game1はOP側がジャイスケラ、Talon側がラムライダーデッキという珍しい顔合わせ。ラムライダーが防衛力とカウンター力で躍動し、 Talonが勝利。
game2、Talonが変わらずラムライダーで攻めますが、OP側はボムタワー&インフェルノタワーといあダブルタワー作戦で守りを固め、ロイジャイを通しきり、OPの勝利。
迎えたgame3。Talonはロイジャイを選択。これをインフェルノタワーで手堅く守るOPですが、 そこにTalonのアースクエイクが炸裂!後半にはダブルアースクエイクが飛び出し、ロイジャイと合わせてタワーをガンガン削り、Talonが勝利。set勝利となりました。
set内でのメタゲームが非常に面白い戦いでしたね。建物を使わせてアースクエイクで崩す。ダブルでアースクエイクを採用したのはメタへの自信の表れでしょう。 Talonが一歩上行く戦いを見せたと思います。
FAB973EF-82A1-4D36-94ED-FF61B6D858E2


set2は真打X-Bow Master選手vs昨季好成績をあげたMaster Hong選手。このマスター対決は昨シーズンも行われ、それまでset2無敗だったMaster Hong選手が初めて敗れた試合でもあります。こちらも因縁の対決となりますね。
game1、Master Hong選手はラヴァを選択。一方X-Bow Master選手はペッカ。ラヴァ展開に合わせて逆サイドをペッカで狙うもMaster Hong選手はインフェルノドラゴンを採用しており、エレウィズを守りに使ったためペッカが簡単にやられてしまい大きく差がついてしまいます。後半両サイド攻めで巻き返すもリードを守ったMaster Hong選手の勝利。
game2、Master Hong選手は得意のゴーレムを採用。X-Bow Masterはそこでエリクサーポンプを置いていきます。これに対し苦しそうなMaster Hong選手。最近トレンドのゴーレムは大型呪文を入れないため、ポンプを処理できないのです。結果ガーゴイルの群れなどを絡めた怒涛の攻撃でX-Bow Master選手の勝利。
game3、今度はポイズン入りのゴーレムを選択したMaster Hong選手。X-Bow Master選手は迫撃。迫撃を攻めに使って一見防衛が苦しそうな場面でもX-Bow Master選手は巧みなターゲット取りでゴーレムをいなし続けます。Master Hong選手も強力な攻めを見せますが届かず、X-Bow Master選手がset勝利。
Master Hong選手も初戦のデッキ選びなど、非常にレベルの高い選手であることがわかる内容ではあったのですが、X-Bow Master選手の戦術、特に防衛術は素晴らしいものがありましたね。
E1B978F2-7AAF-456E-A476-98A7F90128AA


set3KOH。OP側はAsher DDaBOngTV X-Bow Masterという布陣。TalonはXiake SB Master Hong。Asher選手は新人ながら大きく起用され、期待がかかっていることが窺えます。
game1は度重なるアクシデントで乱されながらもデッキ変更をし、ラヴァインドラデッキでXiake選手が勝利。
game2は高回転ディガポイに見せかけたスケラというXiake選手の奇襲を吹き矢ゴブリンなどでうまく対処し、スケルトンバレルなどを駆使した攻めでDDaBOngTV選手が打ち破りました。
game3、SB選手の攻めをギリギリで許容し、DDaBOngTV選手がゴーレムを通し切って勝利。
game4はX-Bow Master選手同様にエリクサーポンプを置く作戦をとったDDaBOngTV選手。Master Hong選手は大型呪文無しのゴーレムであり、またしてもやられるのかと思いきやMaster Hong選手の怒涛の攻めを守りきれず。
勝ったほうが試合としても勝利となる最終game。またしても因縁の対決です。
Master Hong選手は重量級ではなくロイホグで攻める作戦を取り、X-Bow Master選手はスケラ。最後は両者残り3桁という接戦となりますが、先にX-Bow Master選手がポイズンでMaster Hong選手のタワーを落とし、勝利を決めました。
このセットはX-Bow Master選手に負けないDDaBOngTV選手の奮闘が印象的。元々DDaBOngTV選手もチームの中心選手だったわけで、X-Bow Master選手を簡単に引き出すことを難しくなるでしょう。
68FB4EF5-353B-4AD7-A7CA-7D81D0ACDCDD


Master Hong選手のレベルの高さはこれまでの成績からも、今回の内容からも伝わるのですが、それをもってしても勝てないのがX-Bow Master選手の強さ。
DDaBOngTV選手も変わらず強く、やはり今年のOP Gamingは一味違うということになりそうです。
Talonも敗れはしたものの、2v2の勝利もあり、総合力の高さを見せつける結果とはなったのではないでしょうか。

Bren Esports vs SANDBOX Gaming
どちらもプレイオフで敗れたチーム。共に実力者ながらリベンジに燃える気持ちは高いかと思います。

set1、BrenはTrainer Ken Manong Jhipeeペア。高成績のJaii No Aim Cyペアを置き、新ペアで挑む意外な戦略。SANDBOXはSinchu Edoペア。1on1実力者のSado選手はset2に温存です。
game1、SANDBOXは守りからのディガーと呪文で削るデッキ。昨シーズン後半からSANDBOX 2v2の十八番とも言える戦略となりました。雪玉のノックバックも使い、ディガーで巧みに削った、SANDBOXの勝利。
game2はラヴァで先に一本折ったのがBren。SANDBOXは土壇場でロイジャイの攻めを決行。Bren側はなんとそれを無視して逆サイドをラヴァで攻める作戦に出ますがこれが落とし穴。キングタワーを削られすぎてしまい、守るうちに攻めも細くなり、取りきられてしまいました。SANDBOXの連取でset勝利。
シーズン2で2v2によく出場したSinchu選手、シーズン1で出場したEdo選手の経験に比べ、Brenのペアはやや経験という面で負けてしまったのかなというところでしたね。
「右無視は敗北への道だった」という岸さんの実況も印象的です。
06957CEA-966B-442F-AFF4-349E4B0F1C9E


set2はBeaver選手が抜けた今SANDBOXのエースとして期待されるSado選手vs Brenの新人Tobi spirithawk選手。昨季はほとんどのset2に出場したManong Jhipee選手を差し置いての起用ということで注目が高まります。
game1、遅延ロイジャイでペースを握ったのはSado選手。積極性な攻めで追い込んでいきます。しかしTobi spirithawk選手は残りHPわずかのところで一瞬の隙を突いてゴーレムを通し、大差からの逆転勝利。
game2、Tobi spirithawk選手はエリクサーポンプロイヤルホグ。Sado選手はライトニングを投入していたのですが、Tobi spirithawk選手は相手がちょうどライトニングを撃てないような時を狙ってポンプを置き続け、大きなリードを奪ったまま勝利。連取でset勝利となりました。
Tobi spirithawk選手、game1の逆転から流れをものにしましたね。隙をついての逆転、エリクサーポンプのタイミングと、プロ初試合とは思えない貫禄のあるプレイでした(後から知りましたがオーストリアチャンピオンらしいですね。)。Sado選手も1game目を取れていればまだわからなかったかもしれませんが、惜しいところでした。
88A4BA5F-4F8A-419A-8E41-5417EC37DE87


set3KOH。BrenはManong Jhipee Jaii Tobi spirithawkと盤石の布陣。SANDBOXはSinchu Edo Sado。新人のGreed選手の起用はありませんでした。
game1はSinchu選手がインフェルノタワーバルーンを採用。Sinchu選手はアウトローが左右逆になってしまうというミスを上手くやり過ごしたと思いきや、Manong Jhipee選手が読みコウモリでインフェルノタワーをうまく無力化し、一気に勝負を決めました。
game2はEdo選手がロイジャイを良いタイミングで出すのですが、それをメガナイトで守ったManong Jhipee選手が怒涛の陸攻めで受けを枯渇させ、連勝。
game3はペッカ攻城同士の対決。序盤Manong Jhipee選手が押していくものの、Sado選手は冷静にアドを取り返し、相手の受けが苦しいところを攻め続け、見事にManong Jhipee選手を撃破しSado選手の勝利。
game4はJaii選手のロイホグに対してSado選手はペッカ。受けるのが厳しいと判断したかSado選手は片方のタワーを捨ててペッカの形を作るという決断。しかしJaii選手がその捨て身の攻撃をなんとか耐え抜き、1-0のまま勝利。Bren Esportsの勝利を決めました。
今回set2の出番を譲ったManong Jhipee選手ですが、やはりさすがの実力。完勝とも言える内容で連勝をあげました。
ですがSado選手もやはり強い。Manong Jhipee選手の隙をついて逆転という展開の作り方は並のプレイヤーにはできることではありません。
ただJaii選手という強豪が最後はものにし、Brenの選手層の厚さが見て取れました。SANDBOXのSinchu選手も1on1強い選手のはずなのですが、一時期と比べるとややプレイに冷静さを欠いているようにも見えます。
3B9B5D63-CBA5-4AAC-8F0B-D5EFB8A1D463


というわけでBrenの勝利。
2v2では負けてしまったものの、Tobi spirithawk選手、Manong Jhipee選手、Jaii選手と、それぞれの選手が活躍して勝利をもぎ取っていくところに、高いチーム力を感じさせられました。
SANDBOXは2v2の強さなど連携力ではさすがのものがありますが、1on1の爆発力が課題かもしれませんね。

ということで、初日からフルセットだらけの盛り上がる1日でした。
次の試合は4/27!

いよいよ開幕が明日に迫ったクラロワリーグアジア2019。
開幕前最後の記事はデッキ予想です。
どんなデッキが多くなるのでしょうか。
5月のバランス調整も近いため、この環境でのリーグは貴重なものになるでしょうね。

1.インフェルノタワーバルーン
F461CFE0-21B7-4865-84F7-4D8BB04FF7F5

現環境で最も勝率が高いとされているデッキですね。
インフェルノタワーの高い防衛力を合わせ、かなりバランスの良いデッキとなっています。
様々な相性に打ち勝てる点は一戦の重い大会ではやはり重要とされるでしょう。
このデッキを筆頭にインフェルノタワー自体がかなり存在感を出していますので、BANカードに選ばれる可能性はありそうですね。

2.ペッカ攻城
DBEE798C-3586-44DB-AE82-3447AB022AC8

攻城バーバリアン、アサシンユーノが弱体化された今でも変わらぬ強さを誇るこのデッキ。
こちらもバランスの非常に取れたデッキで、陸受けを枯渇させる動きから、バルーンデッキにも強めに出られるようです。
このデッキの存在が陸重量級デッキを常に脅かします。

3.迫撃砲
6064BBFD-C649-4DBD-A60E-AC6A6D0208C1

一時的に減った迫撃デッキですが、最近上位の迫撃使いにはこのデッキが流行中。
私は迫撃をほとんど使わないのであまり使い方がわかりませんが、思いつくのはバルーンへの強さ。
バルーンへの対抗手段が多く、ディガーやロケットで削って行けることから、有利に戦うことができそうです。

4.ペッカラムアースクエイク
1889DD8C-610B-47C1-A6EB-AF13BAF0037A

(アプリがまだアースクエイクに対応していなかったため上から私のゲーム内画像を貼り付けています。まだレベル8という。)
こちらはけんつめし選手が紹介していたデッキ。
これに限らずアースクエイクは一時期のヒール三銃士のように初見殺しメタカードとして大いに活躍が期待できます。
もちろん相手にもよりますが、迫撃やクロス使い相手にアースクエイクを忍ばせる、またそれを予測して施設なしデッキで挑む、といった駆け引きが加速しそうです。

その他、ゴブリンの小屋+ネクロマンサー、ゴーレム(2スペ型、プリンス型)、ロイヤルジャイアント(オーブン型、遅延型)、ラヴァ(クローンが弱体化された今はディガー型が主流か)、プリンス神器、2.6ホグなどなど、色々考えられますね。
また、普通は使われないような尖ったメタデッキなどが飛び出すのも一つの楽しみですね。

さあ、いよいよ明日の開幕が楽しみです。

選手達はもちろんですが、クラロワリーグを盛り上げていくのに必要不可欠なのが、実況&解説陣。
どんな方がこれから担当するのか、少し予想をしていきましょう。
予想というか、ほとんど期待のようなものになってしまっているのは悪しからず。

ドズルさん
クラロワプレイヤーなら知らない人はいないであろうユーチューバー。
普段の動画では笑い上戸なイメージがあり、ぼんじゅうるさんとのやり取りや、リアクション等々、この人の動画ではよく笑わせてもらっています。
しかしクラロワリーグの解説となると、非常に的確な解説が光ります。
そのプレイにどんな意図があるのか、というのを伝える腕前は素晴らしいものがあり、見ている側としても非常にわかりやすいですね。
人気実力共に最強のクラロワ解説者、間違いなく解説陣のメインに入ってくるでしょう。

岸大河さん
日本一決定戦の頃からクラロワの実況として活躍してくれた方ですね。ドズルさんとのコンビは相性抜群。
この方の感情のこもった熱量の高い実況と名調子は多くのシーンを盛り上げて来てくれました。
世界大会での「オレンジ色に光るみかん坊やのバルーンを通す時が来た!」「世界一が向こうから近づいてくる!」は盛り上がると共に、そのシーンが深く心に刻み込まれたことでしょう。
クラロワ大会の実況には無くてはならない存在となった岸さんの実況を今年もまた聴きたいですね。

kuroebiさん
昨年からクラロワの実況に携わるようになったeスポーツ実況者の方。
岸さんと比べるとこちらは冷静な実況という印象があるものの、ここぞという時には盛り上げる、静と動の使い分けの上手い方です。
印象的だったのは昨シーズン、トラブルにより試合が大幅に中断した際、ドズルさんと共に相当な長時間を繋ぎきってみせた点。
特に様々な話題を振っていた印象が強く、トラブルへの落ち着いた対応力は素晴らしかったです。
シャドウバースでの活動が主な方のようですが、今年も安定感のある頼れる実況としての登場に期待したいです。

ユキ旦那さん
初期からクラロワにユーチューバーとして関わって来ている方。
ドズルさんに負けず、豊富な経験からの解説力には定評があります。
また、この方の大きな武器はクラロワ関係者随一の韓国語能力。
特に今年は韓国で全試合が行われるため、同時通訳のできるユキ旦那さんの力が活かされる機会は多くなるでしょう。
eスポーツはグローバルな文化ですから、ユキ旦那さんのようなスキルを持った方は今後のeスポーツを支える存在となりそうです。

kooさん
昨年まではプロとして活動。今年からユーチューバーに専念するようになった方ですね。
それに伴って動画本数、企画力がグングン伸びていて、チャンネル登録者数もかなりの伸び率。覚悟と努力の成果が見え始めています。
解説者の経験はありませんが、プロの試合を解説するにあたっては、元プロという存在ほどうってつけな方はいないでしょう。2v2の経験も豊富なため、その点も解説できる力があるでしょう。
実況解説の経験としてはまだまだではあると思いますが、自ら決断した「クラロワを盛り上げていく人」としてのステップアップに期待したいところです。


昨年までは池田翼さん、偽きおさん、tightさんも担当することがありました。
その内池田翼さんは本業に、偽きおさんはもう一つのYouTubeチャンネルにそれぞれ専念するということでクラロワから少し距離を置いてしまったため、今年は担当可能性が低いのかと。
また、tightさんは今回からPONOSのアナリストに就任が決定したため、中立の解説としての参加は難しくなるでしょう。

上記で挙げた方のような新しい解説者さんの登場に大きく期待したいところです。

↑このページのトップヘ